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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
二年生前期

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457/971

457日目:これは受ける必要があったんでしょうか?

 八十七代魔帝暦(まていれき)二三年・獅子ししの月第一日・属性(炎)・天気:曇り


 むぅ……午前中に属性魔術ぞくせいまじゅつの実技試験がおこなわれたんですけど、これは受ける必要があったんでしょうか?


 私の場合、今回は一年生の魔力制御訓練まりょくせいぎょくんれんを手伝ったのが、実技実習の評価と単位になるはずなので、別に参加しなくてもよかったのでは?

 肝心かんじんの課題も、一年生の時と同じく蝋燭ろうそくへ火をともす、例のヤツでしたし……。


 はぁ~、もしそうなら、その時間は午後からある仮説熱力学かせつねつりきがく筆記試験対策ひっきしけんたいさくに使いたかったですね。だって、この科目だけは大女神様だいめがみさま加護かごもありませんから……。

 そんなことを考えつつ、仮説熱力学の教室へ行くと、アーシェが黙々(もくもく)と最後の復習をしていました。


 よし、色々と愚痴ぐちらずに、私も試験に集中しましょう。

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