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434日目:試作品の調合です!
八十七代魔帝暦二三年・巨蟹の月第八日・属性(光)・天気:雨
午後から、サレナの部屋で『廉価版・夢の雫(仮)』の試作品を作っています。
ただ、参加者は私とヌリア、ルツナに部屋の主人であるサレナの四人だけです。
だって、サレナの部屋にある魔術工房の設備が、最も薬の調合に適していたとはいえ、女の子の部屋ですからね……。簡単に男子生徒を入れるわけにはいきません!
ちなみに、そのことを伝えた瞬間、彼らは一様に絶望の表情を浮かべ、肩を落としていました……。
さておき、そんなこんなで夕方、ついに試作品が完成したんですが……なんだか見た目が全く『夢の雫』と違います!
液体の本物と異なり、私たちの作った廉価版は固体なんですけど、これは本当に成功したんでしょうか?




