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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生春休み

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355/970

355日目:酷い噂というか、勘違いです!

 八十七代魔帝暦(まていれき)二三年・銀羊ぎんようの月第二十一日・属性(水)・天気:晴れ


 むぅ……今朝、お母さんから聞いたんですけど、なにやら村の一部で私が失恋しつれんして帰ってきたというみょううわさが流れているみたいです。


 村にいたころは、腰のあたりまでばして自慢気じまんげだった銀髪ぎんぱつ肩口かたぐちでバッサリと切るなんて、きっと都会の学校でひどい失恋をしたからに違いないと……。

 ははっ、道理どうりでお父さんと農作業をしていたら、道行みちゆく人が意味不明なはげまましの言葉をかけてくるわけです……。


 そうして、夕方になると幼馴染おさななじみのカルド君が、自家製の林檎りんごジャムを持って家にやって来ました。なんでも、彼の母親から私を元気づけるように言われたとか……。

 カルド君、まさかキミまで噂を信じてるんですか? 泣きますよ、お姉ちゃん!

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