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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生前期

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33/966

33日目:復帰初日の実技実習

 八七代魔帝暦(まていれき)二二年・双児そうじの月第三日・属性(水)・天気:曇り

 

 しゅく全快ぜんかい! 今日からようやく学校です!

 記念すべき復帰初日の授業は、第五屋外運動場で属性魔術の実技実習!


 授業が始まると、ロイン先生の指示に従い、魔導杖まどうじょうへ慎重に魔力を流します……。

 凄い! 調整前より魔力が通る! って、待って! 待って! 止まらない!


 私の意思に反して魔力を吸い上げる魔導杖。そうして眼前がんぜんに現れたのは、小さな太陽と見紛みまごうほどの火球。うん……これ、ダメなヤツ!

 直感的に理解し、運動場内の人工池へ火球を放り込んだ瞬間――!


 ――大爆発が一帯を襲います!


 揺れと轟音が収まると、人工池は周囲の地面もろとも消滅していました……なんで?

 わ、私は炎を水で消そうとしただけなんですよ! 本当です! 信じて!

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