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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生後期(後半)

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319/970

319日目:その怪談の正体は――。

 八十七代魔帝暦(まていれき)二三年・双魚そうぎょの月第十三日・属性(土)・天気:晴れ


 うぅ、不味まずい。不味いです!

 最近、生徒たちの間で『追いかける椅子いす』というみょうな怪談が広まり始めています。


 なんでも、学校の西側に出没しゅつぼつするらしいそれは、周囲で魔術や魔導具まどうぐが発動している気配もないのにひとりでに動き、音も立てずに追いかけてくるんだとか……。

 はい、すみません! その正体は多分、ユリン先生の個人研究棟へ向かっている時の私と安楽椅子あんらくいすのミスラです!


 だって、廊下をスーッとすべるように移動する椅子なんて、場所的にミスラしか考えられません!

 はぁ~、可能だからといって、ミスラに自分で動いてもらったのは失敗でしたね。これはうわさくまで、ミスラの運び方を変えたほうがいいかもしれません。

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