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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生後期(後半)

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295日目:召喚失敗の原因

 八十七代魔帝暦(まていれき)二三年・水瓶みずがめの月第二十日・属性(全)・天気:雨


 放課後、使つか契約術けいやくじゅつの先生に呼び出され職員室へ行くと、そこで衝撃の事実を伝えられました。

 どうやら、使い魔契約術で召喚しょうかん魔術陣まじゅつじんからなにも出てこない原因は、私の炎属性魔術に対する魔術適性まじゅつてきせいの高さにあるみたいです。

 

 先生(いわ)く、適性があまりにも高いため、私の使い魔になりたい複数の高位存在こういそんざいがお互いに牽制けんせい邪魔じゃまをしあい、上手く召喚されない状況におちいっているんだとか……。

 はぁ~、使い魔にとって魔術師の最初の使い魔になるのは特別なことらしいですけど、その立場を巡る争いが召喚魔術陣の向こう側で起きているというのは、なんだか複雑な気分です。


 でも、召喚失敗の原因が判明したので、ちょっとだけ安心しました。

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