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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生後期(後半)

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287/968

287日目:季節外れの……。

 八十七代魔帝暦(まていれき)二三年・水瓶みずがめの月第十二日・属性(光)・天気:雨


 朝食後、リトラと試験勉強をするために学生寮の談話室を訪れると、部屋のすみみょうな人だかりができていました。


 ただ、生徒以外に寮監りょうかんや先生の姿まであるあたり、私たちと同じ理由で集まっているわけではなさそうです。

 気になって近づいてみると、彼らは一様いちよういぶかしげな表情を浮かべ、一脚いっきゃくの古めかしい安楽椅子あんらくいすかこんでいます。

 

 そうして、聞こえてくるのは「また戻ってきたの?」「処分したのに……」という断片的でどこか不穏ふおんな会話……もしかしてこれは怖い話ですか?

 確かに、あの安楽椅子は以前の談話室でも見かけた気がしますけど……。

 

 うぅ……季節外れの怪談とかやめてください。怖くて談話室が使えなくなるじゃないですか!

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