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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生後期(前半)

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249日目:私は無関係ですよ?!

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・山羊魚やぎうおの月第五日・属性(土)・天気:大雨


 今日は朝から、まるで錬金術用れんきんじゅつよう大鍋おおなべをひっくり返したような大雨が降り続いています。


 はぁ~、こんな天気の悪いなか登校するとか憂鬱ゆううつですね。だって、校舎へ着いた頃には絶対ずぶれになってますし……。

 そうして、雨脚あまあしが弱まることを願いながら窓の外をながめていると突然、雨音をかき消すほどの悲鳴が寮内りょうないに響き渡ります。


 驚いて声の元へ向かうと、寮監りょうかんが談話室の床にあいた大穴を見つめ、頭を抱えていました……。

 そのかたわらには、錆色さびの髪をした見覚えのある女子生徒が、しょんぼりした様子で立ってるんですが……どういう状況ですか、これ?

 

 待って、助けを求めるような視線を向けないで? 

 私、無関係! 無関係です、寮監!

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