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235日目:魔導具工房棟へ行こう!
八十七代魔帝暦二二年・馬人の月第二十一日・属性(土)・天気:晴れ
昼食後、とある事情から魔導具製作の先生に会うため、魔導具工房棟へ初めてやって来たんですが……う~ん、外観の綺麗さに騙されましたね。
棟内に入った瞬間、目に飛び込んできたのは床を埋め尽くし、天井にも届くほど積み上げられた魔石や鉱石、木材に薬品の山! 山! 山!
なんだか、想像以上に大変な場所へ足を踏み入れてしまった気がします……。
はぁ~、これも未だに指から外れないティコの指輪がいけないんです!
まさか、マジケットの大会に出るために、指輪が試合に影響しない魔導具である証明書が必要だなんて思いもしませんでした……。
うぅ……目的の先生と無事に出会えるでしょうか? 奥へ進むのが凄く不安です!




