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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生前期

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21日目:これは本当に救いの手ですか?

 八七代魔帝暦(まていれき)二二年・金牛きんぎゅうの月第二十一日・属性(光)・天気:晴れ


 最悪です。騎士団の件に例の金髪王子が絡んできました。

 休日なのに学生寮の部屋までやって来て何事かと思えば、騎士団へ入りたくなければ俺が力を貸してやるぞ、って勝ち誇った笑みを浮かべ迫ってくるんです。


 その条件として在学中は王子の婚約者ないし側室候補として振る舞うことになるものの、卒業時それらは私が望めば破棄してもかまわないと……。

 確かに、他国とはいえ王族の婚約者なら騎士団の勧誘は断れますが、これは絶対に罠な気がします。


 そうして警戒心をあらわにすると、少し考えてみてくれ、また学校で会おう、なんて寂しげに微笑み王子は帰ってしまいました。


 もう! 悩みの種がまた一つ増えたじゃないですか!


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