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204日目：扉に挟んだ手紙……。
八十七代魔帝暦二二年・星蠍の月第二十一日・属性(全)・天気：晴れ
登校後、職員室へ直行しロイン先生に転校生の状況を伝えると、しばらくの間、様子を見に行ってほしいと頼まれました。
先生でも今は見守ることしかできないみたいです。これは私が頑張るしかありませんね。ティコの魔導杖のせいでこうなったとも言えますし……。
そんなわけで、授業やマジケットの練習を終え、学生寮に帰ってたらすぐさま転校生の部屋へ向かいます。
途中ですれ違った寮監曰く、未だに部屋からは出てこないそうですが、扉に挟んでおいた手紙は読んでくれているかもしれません……。
そして、確認してみると、扉から手紙が消えていました。よし、また手紙を書きましょう。彼女が外に出てくるまで！ 毎日でも！
