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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生後期(前半)

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197/967

197日目:憧れたからこそ……。

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・星蠍ほしさそりの月第十四日・属性(全)・天気:晴れ


 昼休み、誰もが食堂へ向かうなか一人だけ教室に残っていると、ベルデ先輩がたずねてきました。どうやら、昨日のことを心配して様子を見に来てくれたみたいです。

 

 そうして、悩みがあるなら相談に乗るよ? ってベルデ先輩は優しく微笑ほほえんでくれます。うぅ……少し愚痴ぐちをこぼしてもいいですか?


 数分後、私の話を聞き終えた先輩は、その娘は歴代のティコにあこがれていたんだろうね……、と難しい顔でつぶやきます。

 そう、それに憧れ学んだからこそ、転校生はあれほど攻撃的な炎属性魔術にひいでているんでしょう。でも、ティコが炎にたくした願いは違うんです……。

 

 うん……私は当代としてティコのおもいを彼女へ伝えないといけない気がします。

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