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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生後期(前半)

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178/968

178日目:誰もいない教室……。

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・天秤てんびんの月第二十五日・属性(風)・天気:曇りのち風雨ふうう


 午前中は通常授業で、仮説熱力学かせつねつりきがくの初授業だったんですが……教室には私以外、生徒が一人もいません。いやいや……嘘、ですよね?

 確かに、授業計画書の最後に記載きさいされた謎のおまけみたいな科目でしたけど! こんなことってありますか?


 あ! きっと教室の場所が分からずに、他の生徒は迷ってるんですよ!

 だって、錬金術れんきんじゅつ研究棟けんきゅうとう地下一階の書庫、そのすみにある室内用大型置き時計(ホールクロック)かげに隠れた階段をのぼった先ですからね、ここ! 私も一昨日は迷いましたし、そうに決まってます!


 しかし、授業の開始時間になっても結局、生徒は一人も現れませんでした。

 というか、先生も来ないってどういうことですか! 泣きますよ、本気で!

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