表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生後期(前半)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

173/969

173日目:深紅の炎と笑顔

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・天秤てんびんの月第二十日・属性(水)・天気:雨


 第七屋内運動場で属性魔術ぞくせいまじゅつの実技実習があったんですけど、転校生はなんだか凄く怖いでした……。


 今回の実習は新学期最初ということで、前期の復習をねた、標的へ属性魔術を当てる訓練だったんです……。

 そこで、転校生はいつかの私と同じように、高耐火術式こうたいかじゅつしきほどこされているはずの標的を灰にするという、誰もが予想しなかったことをしでかします。


 そうして、灰がうなか、さか深紅しんくの炎にてららされながら、転校生は楽しそうな笑みを浮かべるんです。

 まるで、そのくるう炎にいしれてしまったかのように……。


 ちなみに、私は授業中ずっと蝋燭ろうそくたわむれていました。だって、標的を燃やすとロイン先生に怒られますからね!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ