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160日目:相談してきました!
八十七代魔帝暦二二年・天秤の月第七日・属性(闇)・天気:雨
夕方、ネイトが談話室から自室に戻るのを見計らって、ヌリアと二人で彼女の元を訪ねます。
用件は当然、レイ王子の件を相談するためです。女の子って意外と横で繋がってるんですよ、王子様?
まぁ、ネイトの場合は方針転換して、周囲の女子を積極的に自派閥へ取り込んだ成果とも言えますけどね……。
おかげで、私はこうした対処が楽になるので、大助かりです。
さておき、チケットの件を報告した結果、ネイトは誘われていないことが発覚したんですが、それでも王子とマジケットの観戦へ行くように、微笑みながら助言してくれました。
ただ、今回は王子に本気で怒っている気がします。だって、彼女の目は全く笑っていませんでした。




