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140日目:無事に終わりました……多分!
八十七代魔帝暦二二年・聖女の月第十八日・属性(光)・天気:晴れ
例の指輪は結局外れませんでしたが、エクレール王への謁見は金髪王子とネイト嬢に付き添われ、午前中に無事終了しました……多分?
だって、挨拶のあと学校生活について色々訊かれましたけど、なにを答えたか緊張しすぎて覚えてないんです……。リトラも似たような感じでずっと声が震えてましたし!
本当、服装が学校の制服でよくて助かりました。お茶会時のようなドレス姿だったら、二人とも絶対に転んでいた気がします。
逆に、ヌリアは凄かったです。場の雰囲気に気圧されることなく、洗練された動きで挨拶し、王様相手に冗談を交えつつ淡々と会話するとか……場慣れしすぎでは?
はぁ~、今日はもうゆっくり休みましょう。




