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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生夏休み

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139日目:銀色の指輪

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・聖女せいじょの月第十七日・属性(闇)・天気:晴れ


 朝から厄介事やっかいごとに巻き込まれています。

 昨日の夜、夢のなかで見知らぬ赤髪あかがみの女性から指輪をもらったんです。そうして、起きたらハマってるんですよ! 右手の中指に指輪が! しかもはずれません!


 白い石が十個、等間隔とうかんかくに埋め込まれた銀色の指輪を見つめ涙目になっていると、それは五十代目ティコの魔導具まどうぐです、とヌリアが正体を教えてくれます。

 確かに、夢へ干渉かんしょうする魔術はありますが、そんな大昔の術式の効果が今も残っているなんて……本当ですか?


 彼女は優秀でしたから、って自慢じまんされても困るんですよ、ヌリア? 重要なのは外れない指輪に問題があるか、ないかです!

 明日は王様に会うんですから……大丈夫と言いなさい、ヌリア!

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