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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生夏休み

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131/968

131日目:ぐったりしてます……。

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・聖女せいじょの月第九日・属性(水)・天気:晴れ

 

 うぅ……朝食のために寮の食堂へやって来たものの、昨日飲んだ魔力回復薬まりょくかいふくやくの反動か体が物凄くだるいです。

 そうして、テーブルにぐったりとし、ヌリアが運んでくれた朝食をぼーっと横目で眺めていたら、いつの間にかその向こうにネイトじょうが立っていました。


 しばらく無言で見つめていると、おそおそるといった様子で顔をのぞまれます。

 目の前で右手を上下に動かし、生きてらっしゃる? なんて冗談とも本気ともつかないことをたずねてくるネイト嬢。

 小さく頷き返すと、謁見えっけんの件なんとかなりそうですわよ、って耳元でささやかれます。


 ダメ元でも提案してみるものですね。残る問題は人手不足なバイトをこの時期に休めるかです……。

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