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1224日目:そんなに行ってほしくないんですか?
八七代魔帝暦二五年・聖女の月第六日・属性(闇)・天気:晴れ
「ねぇ、ティコ? 本当にボルカ帝国へ行くの?」
朝、学生寮の食堂で朝食を食べていると、向かいの席に座ったアーシェがそう言って、どこか暗い表情でこちらを見つめてきます。
う~ん……ここ数日のやり取りでなんとなく察しましたけど、どうやらアーシェは私にあまりボルカ帝国へ行ってほしくないみたいです。ただ、理由が分かりません……。
はぁ~、普段のアーシェなら、私が彼女の母国へ行くと知ったら、自身も帰郷という名目で嬉々として同行するとか言い出しそうなのに、いったいどうしたんでしょう?
とはいえ、今更行かないわけにもいきませんし、色々と気にはなりますけど、ボルカ帝国へ行く準備は進めておかないと……。




