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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
四年生夏休み

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1212/1238

1212日目:確かに調子がいい気はします……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二五年・獅子ししの月第二十五日・属性(全)・天気:曇り


「おー、今朝けさはなかなかいい感じじゃん。闇属性魔術やみぞくせいまじゅつ相性あいしょうがいいとか言ってたけど、やっぱ適性外てきせいがい属性魔術ぞくせいまじゅつを使うなら、適度てきどな休みは必要だろ、銀髪ぎんぱつちゃん?」


 午前中、ユリン先生の個人研究棟こじんけんきゅうとう一室いっしつ。一日ぶりに『霊的物質れいてきぶっしつ可視化かしか』の実験にんでいると、そう言ってめずらしくロキア先輩がめてくれます。


 ただ、わりと気分は複雑ふくざつです。だって、休んだおかげで、たしかに闇属性魔術の調子ちょうしはいいものの、実験自体はまだ一度も成功してませんし……。

 というか、ロキア先輩? この前、私が話した内容を微妙びみょううたがってますね? 適性外の属性魔術にも本当に相性はあるんですよ!

 

 さておき、実験成功を目指めざして、今日も頑張りましょう!


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