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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生夏休み

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120/971

120日目:地下書庫の主

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・獅子ししの月第二十九日・属性(全)・天気:晴れ


 今日も暑いので午前中から第三図書館の地下書庫に引きもっています。学生寮にも空調用魔導具くうちょうようまどうぐはありますけど、ここのほうが断然涼しいんですよね。


 う~ん……いっそさらなる快適空間にするため、こっそり寝具や生活用品を持ち込みましょうか?

 ここ数年、私以外の利用者はほとんどいないって魔導司書まどうししょの先生が言ってましたし、その先生自身もあまり書庫にはない様子だったので、意外とバレない気がします……。


 そんなことを真剣に考えながら、円筒水路えんとうすいろに沈んだ書架しょかを眺めていると、水中で動く巨大な影が一瞬目に入ります……。な、なんですか、今の?


 えっと……地下書庫・快適空間化計画は少し待つべきかもしれません。

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