表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生夏休み

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

118/968

118日目:ようやく全て書き終わりました!

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・獅子ししの月第二十七日・属性(闇)・天気:雨


 午後、閑散かんさんとした学生寮の談話室に響く、雨と羽根ペンが走る音。

 

 私とリトラはほぼ同時に手を止め、ほっと一息つきました。

 机から顔を上げ、交差する視線にお互い笑みがこぼれます……。


 だって、例の招待状がようやく全て片付いたんです! 

 欠席と書くだけではなく、簡単な一文を添える招待状が凄く厄介やっかいでした。ネイトじょうの用意した例文集を丸写ししてよかったとはいえ、数が多すぎます!

 

 さておき、適度な疲労と達成感に包まれ脱力していると、どこからかかすかに甘い香りが――。

 釣られて視線を向けた先では、ネイト嬢がヌリアとお茶の準備をしていました。

 

 私と目が合い、微笑むネイト嬢。ふふっ、こんなお茶会なら大歓迎です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ