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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
四年生前期

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1123/1131

1123日目:カルド君は大丈夫でしょうか?

 八七代魔帝暦(まていれき)二五年・金牛きんぎゅうの月第二十七日・属性(風)・天気:晴れ


ぎゃくによかったんじゃない? あのなら、魔導書まどうしょ魔導杖まどうじょうの変化した原因はティコの作った装飾品そうしょくひんというより、弟君の精神的せいしんてきな影響えいきょうが大きい感じがするもの」


 昼食時、学校の大食堂だいしょくどうで、アーシェにカルド君の新たな魔導書と魔導杖が私にているらしいけん愚痴ぐちっていたら、そんな予想外よそうがいの言葉がかえってきました。


 いや、なんですか、それ……。

 もしかして、カルド君の魔導杖と魔導書が変化し、その姿が私にそっくりなのは、彼がそうのぞんだから、と一部いちぶでは思われているんですか?

 なるほど、道理どうり恋愛話れんあいばなしが好きなクラスメイトが目をかがやかせていたわけです!


 うん……なんか、カルド君の精神面せいしんめんが色々な意味で心配になってきました。

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