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1123日目:カルド君は大丈夫でしょうか?
八七代魔帝暦二五年・金牛の月第二十七日・属性(風)・天気:晴れ
「逆によかったんじゃない? あの見た目なら、魔導書と魔導杖の変化した原因はティコの作った装飾品というより、弟君の精神的な影響が大きい感じがするもの」
昼食時、学校の大食堂で、アーシェにカルド君の新たな魔導書と魔導杖が私に似ているらしい件を愚痴っていたら、そんな予想外の言葉が返ってきました。
いや、なんですか、それ……。
もしかして、カルド君の魔導杖と魔導書が変化し、その姿が私にそっくりなのは、彼がそう望んだから、と一部では思われているんですか?
なるほど、道理で恋愛話が好きなクラスメイトが目を輝かせていたわけです!
うん……なんか、カルド君の精神面が色々な意味で心配になってきました。




