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1115日目:ロキア先輩と二人でなら、きっと大丈夫です!
八七代魔帝暦二五年・金牛の月第十九日・属性(炎)・天気:晴れ
「今週から本格的に銀髪ちゃんと二人で研究を進めていくわけなんだが……。一応、全資料に目を通したけどさ? これ魔術適性が炎属性のヤツがすることじゃないぜ?」
午前中、霊的魔術の研究授業がおこなわれている教室。
手にした分厚い資料をパラパラとめくりながら、そう言って補助指導員であるロキア先輩がどこか呆れた様子でこちらを見つめてきます。
まぁ、ロキア先輩がそう思うのも無理はありません。
なにせ、私の研究主題はミスラさんの不審者対策用魔導具を作るための『物質の霊的変換と維持』という、本来は闇属性学科の生徒が班を作って挑む問題ですからね……。
でも、大丈夫です! きっとなんとかなりますよ……多分!




