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1091日目:ヌリアさん? ちょっとお話ししましょうか?
八七代魔帝暦二五年・銀羊の月第二十六日・属性(闇)・天気:晴れ
それにしても、カルド君の魔導書と魔導杖はどうして急に変化したんでしょう?
まさか、私が渡した自作の装飾品が原因だったりしませんよね? 魔導書や魔導杖と一緒に赤い繭に包まれているみたいなので、普通に不安です……。
そんなことを考えつつ、今朝もアーシェたちと畑仕事に励んでいると、ヌリアがちびっ子たちを引き連れ、畑にやって来たんですが、
「お姉ちゃんって、すごいんでしょう!」
「カル兄はでしで、しゅらばじゃなくて、しゅぎょうなんだよね!」
私の顔を見るなり、彼らは目を輝かせながら、妙なことを尋ねてきます……。
うーん、ヌリアさん? 待て! 逃げるな! ちびっ子たちになにを吹き込んだか白状しなさい!




