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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生春休み

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1091/1120

1091日目:ヌリアさん? ちょっとお話ししましょうか?

 八七代魔帝暦(まていれき)二五年・銀羊ぎんようの月第二十六日・属性(闇)・天気:晴れ


 それにしても、カルド君の魔導書まどうしょ魔導杖まどうじょうはどうして急に変化したんでしょう?

 まさか、私がわたした自作じさく装飾品そうしょくひん原因げんいんだったりしませんよね? 魔導書や魔導杖と一緒いっしょに赤いまゆつつまれているみたいなので、普通に不安です……。


 そんなことを考えつつ、今朝もアーシェたちと畑仕事はたけしごとはげんでいると、ヌリアがちびっ子たちをれ、畑にやって来たんですが、


「お姉ちゃんって、すごいんでしょう!」

「カル(にい)はでしで、しゅらばじゃなくて、しゅぎょうなんだよね!」


 私の顔を見るなり、彼らは目をかがやかせながら、みょうなことをたずねてきます……。

 うーん、ヌリアさん? 待て! げるな! ちびっ子たちになにをんだか白状はくじょうしなさい!


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