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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生春休み

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1084/1108

1084日目:村で噂になってます……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二五年・銀羊ぎんようの月第十九日・属性(闇)・天気:晴れ


 朝食後、村には宿やどがないため滞在中たいざいちゅうごすことになったアーシェたちと、お父さんにたのまれた畑仕事をしていると、


「姉さん……もう明日にでも学校に帰らない?」


 そう言いながら、どこかつかてた様子のカルド君が畑にやって来ました。

 まぁ、昨日から私たちのことが村中で色々とうわさされてますし、気持ちは分かります。

 

 でも、カルド君はまだマシですよ?

 ちびっ子たちに「しゅらば~?」ってからかわれたり、ご老人ろうじんたちが「カルぼう果報者かほうものだねぇ~」って笑いかけたりしてくるだけですし……。

 私なんて大荷物おおにもつだったせいで、村中に退学処分たいがくしょぶんうたがわれてますからね……。

 

 うん……これは、わりと本気で学校にもどっていいのでは?

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