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第二百八十二章 近藤刑事、渚の正体を知る

渚は病院から帰宅後、毎日凶悪犯の探査を行い、マーガレットも非番の日は、秘密調査官専用宇宙戦艦で銀河系内部を探査していました。

マーガレットが探査を終了して帰還し、「渚ちゃん、以前不良グループの対応には苦戦しましたが、今回は不良グループではなく、警察も単独行動を禁止している程の凶悪犯なので気を付けてね。警察が対応できなかった時の為に、軍も一個連隊出撃準備しています。先日の通信で軍が言っていたように、応援が来るまで手を出さないでね。」と忠告しました。

ある日、近藤刑事から渚に、「前を歩いていた女性の腹部から突然血が噴出した!何かに攻撃されたような気配はなかった。出血が止まらない。どうすれば良い?」と携帯に電話がありました。

テレジア星人は携帯電話の通話内容が確認可能な為にマーガレットが、「そんな事はありえない!脱走した凶悪犯の可能性がある。気を付けて!」と忠告しました。

近藤刑事がいるのでUFOでの移動は都合が悪い為に、渚が場所を聞いてマーガレットの運転する覆面パトカーで現場に向かいながら、助手席の渚が応急手当の方法を指示し、月に着陸させている大型特別艦を意思波で操作して付近を探査しましたが、凶悪犯を確認できませんでした。

現場に到着したマーガレットは、「渚!病気なの?外部から攻撃を受けたの?」と確認しました。

渚は腹部切開して手当てしながら透視で確認して、「病気ではない!大腸が切断されています。付近を調べて!」と指示しました。

マーガレットは、「近藤刑事、手当ては渚に任せて付近を調べましょう。」と捜査を始めました。

近藤刑事が府警本部にも連絡していた為に、鑑識が中心となり応援の刑事と調査しましたが、何も発見できませんでした。

渚は警察に書面で、大腸の一部が欠落している事を記述して提出しました。

マーガレットと渚は帰宅後タイムマシンで調べましたが、何も解らなかった為に軍に、「地球で原因不明の怪事件が発生しました。先日連絡のあった凶悪犯の仕業である可能性もある為に調査しましたが、凶悪犯の気配はもとより、原因すら掴めませんでした。同様の事件は連続して発生しています。渚がいち早く現場に到着した被害者は、現場で渚が応急手当てした為に、一命は取り留めましたが、それ以外の被害者は出血多量で殆ど亡くなっています。至急応援お願いします。」と報告しました。

数日後、軍より、「銀河系以外の星雲では、怪事件や、凶悪犯の気配がなく、銀河系でも怪事件が発生したのは地球だけなので、地球へ向けて一個連隊出撃しました。」と返答がありました。

数日後、再び軍から、「地球へ向けて出撃した一個連隊地球に降下すれば問題がある為に、連隊長が一人で降下しました。先程連隊長より連絡があり、”テレジア星人は、アメーバー状の植物なので地下に潜み、地下からスカートの中を通り、大腸の一部を採取しているらしい。大腸の中に凶悪犯の好物があるらしく、それを食べるのが目的のようです。透視力でそれを確認できなかったのは、地球担当の秘密調査官は何処に目玉を付けているのだ?ロングスカートの女性ばかり襲われている事を考えれば見当が付かなかったのか?秘密調査官の一人は刑事でしょう。それも凄腕刑事でしょう。”と立腹していたぞ。」と連絡がありました。

通信切断後、マーガレットと渚は、「嘘でしょう?」と驚いて再度タイムマシンで調べました。

渚が、「ほら、何もないじゃないの。連隊長こそ何処に目を付けているのよ。」と連隊長の真意が掴めませんでした。

マーガレットが、「一寸待って渚ちゃん、被害者の足をもっと拡大して。」と渚に依頼して拡大しました。

渚は、「嘘!あんなに細かったの?気付かなかったわ。」と驚いている様子でした。

マーガレットが、「凶悪犯は、遠い所から体の一部を細長く伸ばしていたので、付近には気配がなかったのね。細くしたから大腸の一部しか採取できなかった訳か。」と納得しました。

渚が、「マーガレットさん、納得している場合じゃないわよ。凶悪犯が地球の何処かにいるのよ。直ぐに捜さないと、連隊長さんが怒っていたようなので、呼び出されたらどうするのよ。」と焦っていました。

その次の瞬間軍から、「こちら、テレジア軍です。現在火星で待機していて、連隊長も地球から戻られました。連隊長が、”二人とも直ぐに来い!”と仰っています。」と連絡がありました。

マーガレットは、「もう手遅れのようね。」と諦めました。

渚達が火星上空に到着すると、「認識番号確認した。司令艦に着艦後、司令官室へ行って下さい。連隊長がお待ちです。」と連絡がありました。

マーガレットは着艦後、司令官室へ向かいながら、「渚、怒られる前に謝るのよ。」と焦っている様子でした。

渚は、「連隊長は、”凄腕刑事が何故気付かなかったのか?”と怒っていたのでしょう?私は刑事じゃないから。マーガレットが捜査と称してサボる為に刑事等に化けるから、怒られるんでしょう。知らないわよ。」と冷たく返答しました。

マーガレットは、「この裏切り者!」と怒っていました。

渚が、「司令官室の前よ。聞こえるわよ。」と落ち着くように促して司令官室へ入りました。

連隊長は窓の外を眺めていた為にマーガレットが、「今回は申し訳御座いませんでした。」と深々と頭を下げて謝りました。

連隊長は笑いながら、「何?何か謝らなければならない失敗でもしたの?マーガレットさん。」と振り向きました。

渚が、「母ちゃん、天文学者になったんじゃなかったの?」と予想外の連隊長の正体に目を丸くして驚いていました。

陽子は、「あら、軍の仕事もしているって言ってなかったかしら。今回は地球に詳しい私が来ました。所で、あなた方が通路で話ていた事は筒抜けよ。チームワークが悪いわね。凶悪犯は、琵琶湖の湖底に潜んでいて、体の一部を触手のようにして四方八方に無数に伸ばしています。地球上で戦えば色々と問題がある為に、可能であれば宇宙空間に誘い出したい。その為には、まず琵琶湖から追い出す必要があります。軍隊の隊員は地球に慣れていない為に、私達三人以外に、地球に滞在した経験のあるサクラさん、アヤメさん、フジコさん、コスモスさん、モミジさんに応援を依頼し、菊子さんにも連絡したので、九人で琵琶湖の周囲を固めて、琵琶湖の外へ触手を伸ばす事を阻止するのよ。」と指示しました。

渚が、「でもテレジア星人は植物なので、湖底に根っこを生やし、栄養を摂取するのではないの?」と質問しました。

陽子は、「相手は凶悪犯よ、追われている事くらい解っているわよ。琵琶湖に潜んでいると感ずかれたと思えば、逃亡しようとするわよ。小型の高速艇を持っているので、全速力で地球から逃亡しようとする可能性が高い為に、軍隊の一個連隊を、地球の周囲で待機させて逮捕する作戦です。それでも逃げられる可能性は否定できないので、凶悪犯が地球から脱出すれば、あなた方も直ぐに地球を出て、軍隊と協力して犯人逮捕するのよ。」と説明しました。

渚が、「逃げられる可能性があるのだったら、警察に応援依頼すればどうなの?」と不思議そうでした。

陽子は、「そんな事したら軍隊の面子が丸潰れじゃないの!警察が手におえなくなれば軍隊が対応するのよ。」と説明しました。

渚は、「解ったわよ。」と渋々了解して琵琶湖へ向かい、透視で触手を発見すれば、陽子から借りた地中銃で対応していました。

そこへ、怪事件は琵琶湖を中心に発生している事に気付いた近藤刑事が来て、渚に気付いて何をしているのか声を掛けました。

渚は、”このクソ忙しい時に五月蝿いな。”と何と返事するか困り色々と考えて、意思波は凶悪犯に傍受されるので通信機を持っていた為に、地中銃をサバイバル専用の銃で友達と無線連絡しながらサバイバルゲームを楽しんでいると説明しました。

フジコが全員に、「敵が動きだしたわよ。気を付けて!」と警告しました。

近藤刑事は、「相手チームが動き出したのか?」と名医の渚がどんなゲームをしているのか興味がありそうでした。

通信機を介して全員に聞こえて、マーガレットが、「渚ちゃん、誰か近くにいるの?」とこの非常時に渚は何をやっているのかと不満そうでした。

渚は、「誰かさんの同僚の近藤刑事よ。」と返答しました。

近藤刑事は、「あなたのような凄腕刑事が怪事件の連続している時にサバイバルゲームを楽しんでいるとはね。」と信じられない様子でした。

マーガレットは、「そういう近藤刑事こそ、そんな所で渚と、いちゃいちゃしているじゃないの?」とリベンジしました。

近藤刑事は、「そんな事はしてない。怪事件が琵琶湖を中心に発生しているので調べに来た!サバイバルゲームで遊んでいる人に言われたくないですね。」と不満そうでした。

マーガレットは、「サバイバルゲームの相手は怪事件の犯人よ。近藤刑事には無理です。死にたくなかったら渚に任せて手を引いて。」と指示しました。

近藤刑事が、「それはどういう事だ!」と素人の渚に何ができるのだと不満そうでした。

その次の瞬間にフジコが、「渚ちゃんの方へ向かったわ。気を付けて!」と忠告しました。

近藤刑事は、「えっ?」と思った瞬間、湖面からUFOが現れて、上空に飛び去りました。

陽子が、「全員追尾して!」と指示しました。

その次の瞬間、近藤刑事が渚に、「どういう事だ!」と詰め寄った為に、上空に待機させていた戦闘艦に一緒に吸い込まれました。

渚はコックピットに向かったので近藤刑事も後を追いました。渚は大気圏外に待機させていた大型特別艦に着艦させると、近藤刑事はその大きさに驚きました。

渚は、凶悪犯を追尾しながら、「近藤さん、宇宙人がいる事を信用しますか?信用しなければ説明しても無駄です。今、私は凶悪犯の追尾で忙しいので考えておいて下さい。」と指示しました。


次回投稿予定日は、7月14日です。

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