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第三百五章 アヤメ、有給休暇を楽しむ

女子プロレスのショーも終わり、会場を出るとフジコが、「あの覆面女子プロレスラーは反則ばかりしていたじゃないの!プロレスはルールのあるスポーツよ。あれはただの喧嘩じゃないの!」と怒っていました。

アヤメは、「博士、何だかんだと言いながら、確り見ているじゃないか。ああいうのはルールを守って試合をしても面白くも何ともないわよ。反則もあり何が起こるか解らないから面白いんじゃないか。審判の目を盗んで反則するのは最高だな。」とフジコとは別の視点で女子プロレスを鑑賞していました。

フジコは、「それはスポーツではなく、女神ちゃんの得意な只の喧嘩じゃないの。スポーツにはルールがあり、正々堂々と勝負するものなのよ。」とアヤメの考えを否定しました。

芹沢外科医院のスタッフは、「お二人は仲が良いのですね。喧嘩するほど仲が良いと言いますからね。」と二人をみて感じました。

白けて二人とも言い争いを辞めました。

次は何をしようかと皆で話し合っていると、通り魔事件が発生し、何人か殺されました。

アヤメ達の近くにいる人はアヤメ達が守りました。アヤメは通り魔を倒そうとしていました。

フジコが意思波で、「女神ちゃん、私達が通り魔を撃退すれば、テレジア星人の事がばれる可能性がある為に、守るだけにして。」と忠告した為に、撃退はしませんでした。

警察が来た為に、一人離れていた芹沢外科医院のスタッフが人質になりました。

通りの真ん中でしたので、後から来た車がスピードを落とさずにクラクションを鳴らして、パッシングしながら突っ込んで来ました。

犯人が慌てた瞬間に車は急停車してドライバーが降りて、芹沢外科医院のスタッフを助けました。

犯人はドライバーに、「この野郎!邪魔しやがって!生意気そうに深く帽子を被って顔を隠しやがって!ぶっ殺してやる!」と襲い掛かりましたが、全く歯が立たず、簡単に取り押さえられ、警察に逮捕されました。

この時、ドライバーの被っていた帽子が脱げて、そのドライバーは覆面女子レスラーだった為に皆、驚きました。

アヤメが、「博士、人のいる所へ車で突っ込んで来るのはルール違反だとは言わないだろうな。これだから面白いんだよ。」と納得していました。

フジコが、「女神ちゃん、喜んでいる場合じゃないでしょう。それに今のは、問題が違うでしょう。試合は正々堂々と試合するものでしょう。先程は、人質を助ける事が目的だから、そもそも比べるのが可笑しいのよ。所で、あなたは、それだけ強いのだったら、何故試合の時に反則をするの?」と不思議そうに覆面女子レスラーに確認しました。

覆面女子レスラーは、「お客様を喜ばせる事が私の仕事です。お客様が、それを望むのであれば、私は何でもするわよ。フジコさん。」と車で去って行きました。

覆面女子レスラーが去るとサクラが、「博士、あの覆面女子レスラーは誰なの?」とフジコなら知っていると判断して聞きました。

フジコは、「何で私が知っているのよ。あんな乱暴な人は知らないわよ。」と何で私に聞くのよと不満そうでした。

サクラが、「それでは、あの覆面女子レスラーは何故博士の名前を知っているの?私達はフジコとは呼ばずに、博士と呼んでいたのよ。」と覆面女子レスラーの正体が気になっている様子でした。

フジコが、「そう言えば、凶悪犯を逮捕した時に、女神ちゃんが覆面女子レスラーの正体を知っているような事を言っていたわね。誰なの?」と覆面女子レスラーの正体を知りたそうでした。

アヤメは、「そのうち解るわよ。」と教えませんでした。

サクラが、「今日はこのくらいにして、明日は何処かに旅行でもしませんか?」と今日は別れました。

翌日待ち合わせ場所で落ち合いました。芹沢外科医院のスタッフは交代していて、「昨日ご一緒させて頂いた同僚から、何処かに旅行すると聞きましたが、何処へ行くのですか?」と期待していました。

マーガレットは、「日帰りで行けるのは、矢張り古都京都でしょうね。」と提案しました。

アヤメが、「京都なんてお寺や神社ばかりじゃないの。何処が面白いのよ。」とマーガレットの提案を否定しました。

マーガレットは、「観光案内を見るとそうだけれども、穴場ばあるわよ。皆さん四国の四十八箇所巡りは知っていると思いますが、そのミニチュア版が京都にある事を知っていますか?これは殆どの観光案内に載っていませんが、早い人で約三十分、遅くても二時間以内には終わると思います。」と反論しました。

サクラが、「解りやすく言えば、博士は三十分で終わり、女神ちゃんは二時間掛かるのですね。」とアヤメを刺激すればやる気になると考えました。

頭にきたアヤメが、「それじゃ行こう、誰がビリになるか勝負だ!場所は何処だ?」とサクラの作戦に簡単に填まりました。

マーガレットは、「仁和寺の裏にスタート地点があるわよ。」と返答しました。

お寺を捜しながら歩いているとマーガレットが意思波で、「母ちゃん、昨日覆面女子レスラーとブリッコのアイドルスターは同一人物だと言っていたわよね。解ったわ。同時に何故あの覆面女子レスラーがあんなに強く、しかも反則ばかりしているのかも納得したわ。」と覆面女子レスラーの正体に気付いた様子でした。

モミジが、「正解かどうか、その覆面女子レスラーはゴールにいるので早くお寺を捜してゴールに辿りついて確認してみれば?」と返答しました。

フジコは、「覆面女子レスラーとブリッコのアイドルスターは性格が正反対じゃないの。」と不思議そうでした。

マーガレットは、「女子プロレスの前に人気アイドルスターのショーを見に行ったじゃないの。多分あの二人が同一人物よ。恐らくゴールにいるのは可愛い女性だと思うわよ。」と意思波で雑談しながら歩いていると、やがてゴールに着きました。

ゴールにいたのはマーガレットの予想通り可愛い女性でしたので、意思波で、「矢っ張り昨日の覆面女子レスラーは菊子さんだったのね。以前任務で全世界を菊子さんと回った時に、菊子さんが人気アイドルスターに化けていた為に、今回の人気アイドルスターも菊子さんだと考えると全て解りました。」と言った為に皆、驚きました。

芹沢外科医院のスタッフは人気アイドルスターがいる事に気付いてサインを求めました。

菊子はサインしながら意思波で、「先程の意思波での話は聞こえたわよ。私は秘密調査官なので、地球の事を調べる為に色んな人の話を聞く必要があるのよ。人気アイドルスターになると人が寄って来るので、話も色々と聞けたけれども、母ちゃんみたいな人は寄って来ないのよ。そこで反則ばかりする謎の覆面レスラーになれば、母ちゃんみたいな人も寄って来ました。これが、私が反則をする理由ですフジコさん。人気アイドルスターになるのはテレジア星人の能力を駆使すると難しくなかったわよ。この業界は足の引っ張り合いが多いけれども、透視力で確認して、罠にかけようとしていたライバルを逆に罠に掛けたりしました。」と説明しました。

渚が、「このあと菊子さんも一緒に来ない?芹沢外科医院のスタッフも人気アイドルスターと一緒に遊べると喜ぶと思うわ。」と提案しました。

人気アイドルスターはマーガレットの知り合いだと説明して一緒に遊ぶ事にしました。

次は何処に行こうかと思っていると、芹沢外科医院のスタッフは、菊子に夢中で話をしたり握手をしたりしていました。

陽子が、「皆、人気アイドルスターの水着姿を見たくないですか?プールに泳ぎに行きませんか?」と提案しました。

アヤメが意思波で、「今は夏ではないぞ!地球人は夏しか泳がないのではないのか?」と不思議そうでした。

マーガレットが、「地球には温水プールがあり、一年中泳げるわよ。」と説明した為に、皆で泳ぎに行く事にしました。

その後フジコが、「夕食は弁当ではなく、焼肉でも食べに行きませんか?人気アイドルスターが一緒なので、個室の方が何かと便利でしょう。」と肉食のテレジア星人も食べられる焼肉にしました。

芹沢外科医院のスタッフが、「そう言えば皆さんは昼食も肉の弁当だったですよね?肉ばかり食べて大丈夫ですか?」と心配していました。

アヤメが、「私は肉が好きなだけで問題ない。」と全員で焼肉屋へ行きました。

芹沢外科医院のスタッフが、「アヤメさん、偶に焼肉を焼かずに生で食べていませんでしたか?」と不思議そうでした。

フジコが、「生で食べていれば病気になるわよ。女神ちゃんは元気でしょう?気のせいよ。」と返答して意思波で、「気持ちは解るけれども、今日は生で食べないように言ったでしょう!」と忠告しました。

休みも終わり、アヤメ達はテレジア星に帰り、渚も芹沢外科医院に戻りました。

人気アイドルスターと遊べなかったスタッフが、「あなた達だけずるい!」と揉め出した為に、困った渚は菊子に理由を説明し、入院患者を励ます名目で訪問を依頼しました。

菊子は、「あの時、私が皆と一緒に行く事を断れば良かったのよね。私が軽はずみな行動をした為に迷惑をかけるわね。タレント事務所にも依頼して必ず行くようにします。」と返答しました。

数日後、菊子が芹沢外科医院を訪れてスタッフの揉め事も解決しホッとしていました。

マーガレットが、「渚、菊子!調査の報告をテレジア星にすると連絡できない。二人もテレジア星と連絡してみて。」と焦っていました。

二人とも慌てて連絡しましたが、連絡できませんでした。

マーガレットがテレジア星に行こうとすれば渚が、「マーガレットさん、落ち着いて!連絡できないのは、それだけの理由があるのよ。強敵と戦闘状態になっているか、伝染病の可能性が高いです。どちらにしても、今テレジア星に行くのは危険よ。無人探査機で調査する事を勧めるわ。」と提案しました。


次回投稿予定日は、10月13日です。

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