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第三百三章 謎の火星基地

モミジから、「拷問組織とそれに関連した人身売買組織の全容を把握したわ。丸東組はもう関係していないようですね。司令官に報告して、組織を壊滅させるわ。」と連絡がありました。

司令官に報告すると司令官は、「モミジには早くテレジア星に帰って貰いたいので、人海戦術を取りましょう。モミジは特殊部隊の部隊長なので、特殊部隊を地球に派遣させます。」とモミジを頼りにしている様子でした。

特殊部隊が到着するとモミジは、「彼らは、以前、海坊主が護衛していましたが、海坊主が壊滅してからは、アメリカ軍などに対抗可能なように武器商人から各種武器を調達しています。宇宙人が関与している事を悟られないように、航空機に対してはハーケン号に改造したUFOで対抗します。当時の霧島マリさんの映像を確認して、陸上ではマリさんの亡霊やショーで殺された女性の亡霊に変身して下さい。」と指示し、特殊部隊を率いて中近東へ向かいました。

現地の組織が武装していても、テレジア星人の体力には敵わず逃げようとしましたが、特殊部隊の隊員達は透視力で確認して、一人も逃さず壊滅しました。

モミジは部下に、「拷問組織の本部がイタリアにあります。その組織を壊滅させて、支部の資料を入手し、必要であれば支部も壊滅させます。」と指示しイタリアに向かいました。

イタリアの組織の本部にマリの亡霊が現れると組織のメンバーは、「私達は健全なグループで、そんな恐ろしい組織ではありません。」と誤魔化そうとしていました。

マリの亡霊に変身したモミジは、「天国からは全てお見通しです。言い訳は許しません。」と全員処刑しました。

モミジは、関係ない人をマリの亡霊が殺したと噂が流れる事を防ぐ為に、取引の現場などを、タイムマシンを利用して動画撮影し、最後にマリの姿でモミジが、「同じような組織を作れば、私はいつでも天国から天罰を与えに来ます。」と説明しました。

その後、モミジは、「若い女性を拉致し、拷問組織に売っていた人身売買グループの本部が香港にあります。その組織を壊滅させます。支部についても同じです。」と指示し香港に向かい、人身売買グループを壊滅させた後も拷問組織と同じように動画データーを置いて来ました。

モミジは、「これで関連組織も完全に壊滅しましたが、支部の中には何も知らされずに協力させられていた人もいた為に、その人達には今回何もしていません。念の為に、数年後組織が活動を再開していないか確認に来ます。」と告げて特殊部隊と共にテレジア星に帰って行きました。

モミジが残して来た動画データーがマスコミに発表され、更にマスコミが現地で目撃者に取材しました。

目撃した人達は、「女性達は薄着でどう見ても防弾チョッキは着ていなかったのですが、銃弾を受けても平気で、空も飛んでいて、中には顔が半分ない女性や、内臓が飛び出している女性もいました。」と同じ内容でした。

マスコミは”伝説の名パイロット、ショーで殺された女性達を連れて、天国より天罰を与えに舞い降りた。”と報道しました。

伝説の名パイロットのドラマが再放送されて、再放送にしては全世界で高視聴率になりました。

そのドラマを見ながら渚が、「マリさんは、人身売買グループ壊滅作戦で失敗している為に、きっと草葉の陰から喜んでいると思うわよ。」とマリの事を思い出していました。

成美が、「マリさんは陸軍兵士としても優秀だったと聞きましたが、それでも何か失敗したのですか?」とどんな失敗をしたのか興味がある様子でしたので渚が説明しました。

成美が、「陽子さんは昔、銃で撃たれた事があると言っていましたが、マリさんに撃たれたのですか。それだったら今回の作戦に陽子さんも加えてあげれば良かったのにね。」と呟きました。

渚が、「母が、テレジア星に帰ったモミジさんから聞いたと先程連絡がありました。母もテレジア軍で非常勤の連隊長をしているので、一言教えて欲しかったと、不満そうでした。数年後モミジさんが、組織の活動が再開していないか調査する時には、母も一緒に地球へ来るらしいわよ。」と陽子から連絡があった事を伝えました。

数年間平和が続いたある日、陽子から連絡があり、「近い日にモミジさんと地球へ行き、拷問組織や人身売買組織がその後復活していないか確認します。」と渚に連絡がありました。

数日後、陽子とモミジが来て、「拷問組織や人身売買組織が復活していないか中近東だけではなく、全世界を調査します。」と二人で手分けして調査に小型UFOで出掛けて行きました。

調査の結果モミジは、「前回は何も知らない人達に、天罰を与える訳にはいかなかった為に、何もしませんでしたが、彼らは資料から拷問組織や人身売買組織の事を知り、今度はアフリカで同じような組織を作っていました。彼らは、亡霊は信じてなくて、何か種があると考えているようです。銃では対抗不可能だった為に、戦車などの武器や監視カメラなど警備を強化していました。」と説明しました。

成美が、「戦車など一般人が購入可能なの?」と不思議そうでした。

陽子が、「若い女性が生体解剖される様子を見学するには大金が必要です。観客全員から大金が入手可能です。更に、その数十倍支払えば、自分が解剖できるのです。一夜に数十億円ものお金が動きます。金を支払えば戦車やジェット戦闘機も購入可能です。軍隊と同等の軍事力を持っていました。」と返答しました。

成美が、「それじゃ、簡単に壊滅させられないわね。」とどうするのかな?と思っていました。

モミジは、「成美ちゃん、テレジア星人は素手で戦車を破壊可能です。空も飛べるので、ジェット戦闘機も撃墜可能ですが、矢張りジェット戦闘機の相手をするのはハーケン号でしょうね。」と返答しました。

モミジが、「陽子さん、それじゃ行きますか。今回はアフリカに全て結集しているようなので軍隊は必要ないでしょう。私達二人で充分ですよね。」と二人で出掛けて行きました。

モミジが、「私はマリさんに変身しますが、陽子さんは誰に変身しますか?」と確認しました。

陽子は、「それは丸東組組長の梅沢陽子しかないでしょう。私の日本刀、良く切れるのよ。」と返答しました。

モミジは、「そうか、本人だものね。それが一番良いかもしれませんね。私はハーケン号で上空から攻撃して、陽子さんと合流します。私が活躍する場所も残しておいてよ。」と攻撃方法を伝えました。

陽子は、「関連組織は確認できませんでしたが、モミジさんは磁気を自由に扱えるので、何処かと通信していないか監視をお願いします。」と仲間がいないか監視を依頼しました。

最初に陽子が、拉致された人を救い出して、それを意思波で確認すると、モミジがハーケン号で上空から攻撃を開始しました。

暫く攻撃しているとモミジが、「彼らが、火星と交信しています。」と陽子に伝えました。

陽子は、「何故、火星と通信しているの?X星の残党は先日黒幕も逮捕し完全に壊滅したのではないですか?」と不思議そうでした。

モミジは、「私にも解らないわ。場所は特定した為にマーガレットに調査させるわ。」と返答しました。

モミジが、「マーガレット、あんた何をしていたのよ。拷問組織が火星と交信しているわよ。宇宙戦艦などは月以外に火星にも着陸させているのでしょう?気付かなかったの?職務怠慢よ。直ぐに調査して!」と不満そうに場所を伝えました。

マーガレットは、「全然気付かなかったわ。直ぐ調査します。」と慌てて調査に向かいました。

アフリカの組織を壊滅させたモミジは、「マーガレット、どうだった。」と確認しました。

マーガレットは、「火星の地下に基地の存在を透視で確認しました。まさか地下にあるとは思っていなかったので、見落としていました。これより攻撃を開始します。」とここも壊滅させようとしていました。

モミジは、「私は、“攻撃しろ!”とは言っていません。調査するように言った筈よ。攻撃は待って!その基地と交信していた事は間違いないですが、彼らの仲間なのかの確認はできていません。」と落ち着くように指示しました。

マーガレットは、「解ったわ。潜入して調査します。」と返答しました。

渚達の家に戻った陽子に、「母ちゃん、マーガレットさんの応援に行かないの?」と渚が確認しました。

陽子は、「マーガレットさんは今、謎の基地に潜入しています。下手に動けばマーガレットさんの潜入が気付かれる可能性もあり、攻撃もできないので、暫く様子をみましょう。」と落ち着いていました。

暫くすればマーガレットが帰って来て、「母ちゃん、来ていたのだったら応援に来てくれても良いじゃないの。」と不愉快そうでした。

渚が、「私も二人に、そう言ったんだけれども、何だかんだと言いながら行かないのよ。」と自分だけはマーガレットの事を心配していたと印象付けようとしている様子でした。

マーガレットは、「母ちゃん、人に調査しろと言っておいて自分は何をしているのよ。」と不満そうでした。

モミジは、「あなたは銀河系担当の秘密調査官でしょう。私は只、担当者に伝えただけよ。軍にばれる前に私が連絡してあげたんだから、感謝しなさいよ。それとも軍に直接報告した方が良かった?そうすればマーガレットは軍から大目玉を食らうわよ。感謝されても文句を言われる覚えはないわ。」と返答しました。

マーガレットは、「私が悪かったわよ。」と諦めました。


次回投稿予定日は、10月4日です。

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