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第二百九十一章 成美ニシキヘビを飼う

ある日、成美が、「友達がペットを飼っているので私も飼いたい。」とねだっていました。

マーガレットは、「ペットね。地球では犬か猫が一般的だけれども、成美ちゃんは何を飼いたいの?」と成美の考えを確認しました。

成美は、「ニシキヘビが良い。」とペットとしてヘビを飼ってもらえると期待していました。

マーガレットは、「そんな大きなヘビは無理よ。犬か猫だったら考えても良いわよ。」と成美はヘビだから仕方ないか。でも考え直してもらわないと無理だとヘビは諦めさせようとしていました。

成美は、「何で駄目なのよ。可愛いじゃないの。」とヘビに執着していました。

渚が、「成美ちゃんは元々ヘビだから、そう思うのも無理ないわね。」と説得は無理かなと諦めムードでした。

成美は、「それじゃ、ニシキヘビを飼っても良いの?ヘビを飼っている地球人もいると聞いた事があるわよ。ニシキヘビと一緒に、お風呂に入る女性もいると聞いた事もあるわよ。私もニシキヘビと一緒に、お風呂に入り、キングコブラの姿に戻ろうかな。」と喜んでいました。

マーガレットは、「だからそんな大きなヘビは無理だと言ったでしょう。ニシキヘビだと、猫を丸呑みするんじゃないかな。近所で飼っている猫を丸呑みすれば大騒ぎになるわよ。」と当面の問題点を指摘しました。

渚が、「そうか、ヘビは噛まずに丸呑みするんだったわね。」と納得していました。

成美は、「そうよ、学校の給食を丸呑みして、よく先生に叱られる事があるけれども、どうしても丸呑みしちゃうのよね。その事で先生から電話があったら上手く誤魔化してね。」と依頼しました。

マーガレットは、「そういう事は、もう少し早めに言うベキじゃないの?先週先生から電話があったわよ。”消化に悪いから良く噛んで呑み込むように家庭でも指導して下さい。”と言っていたわよ。先生には、”丸呑みしているようですが、ちゃんと噛んでいます。その証拠に消化不良にならないでしょう。”と返答しておきましたから、最近は言われないでしょう。」と先生との話し合いの内容を伝えました。

成美は、「そうだったの。最近先生が何も言わなくなったので、諦めたのかなと思っていました。」と納得していました。

マーガレットは、「良かったわね。問題が解決して。」とニシキヘビの件を誤魔化そうとしました。

成美は不機嫌そうに、「何も解決してないわよ。ヘビを飼う話はどうなったのよ。」とヘビに執着していました。

マーガレットは、「成美ちゃんもしつこいわね。」とうんざりしていました。

渚が、「昔からヘビは執念深いのよ。だって執念深い人の事をヘビに例えて、“ヘビのように執念深い”と言うでしょう?ヘビを飼うまで毎日責められるわよ。ヘビは執念深いから。」とヘビの執念深さに対抗するのは無理だと忠告しました。

マーガレットは、「ヘビを飼っているのは全て大人よ。子供はヘビを飼っていないわよ。」とまだヘビを飼う事には反対していました。

成美は、「ヘビを飼ってくれるまで絶対諦めないから。」と言い残して外へ遊びに行きました。

マーガレットは、「渚、あんた蜘蛛は駄目だと言っていましたが、ヘビはどうなの?ヘビが駄目な女性もいると聞いた事があるわよ。ヘビを飼っても大丈夫?」と渚を味方にして成美に対抗しようとしていました。

渚は、「蜘蛛って言わないで!嫌な事を思い出させないでよ。ヘビはそれほどでもないわよ。もしヘビが駄目なら成美ちゃんと、とっくに別居しているわよ。」などと雑談していました。

テレビニュースで、「先日、航空学校のヘリのパイロットが、”魔法のじゅうたんに乗った少女を見た。”と言っていましたが信頼性に欠けるとして、何かの見間違えだという事になっていましたが、昨日自衛隊のヘリが魔法のじゅうたんに乗った少女を見て、撮影機器を準備している間に何処かへ飛び去ったとの事です。付近を捜しましたが見当たらなかったそうです。その他にも地上からの目撃証言もあり、マスコミが撮影しようと目撃された付近を連日ヘリで捜しています。」と流れて来ました。

マーガレットは、「コスモスのやつ、ほうきに乗った魔女の次は魔法のじゅうたんか。仕方ないやつだな。」と問題が大きくならないか心配している様子でした。

渚が、「今の所、人に迷惑をかける訳じゃないので問題ないでしょう。」と暫く様子をみる事にしました。

数日後コスモスから連絡があり、「渚、地球担当の秘密調査官でしょう。魔法のじゅうたんを放置していても良いの?」と渚の方針に疑問のようでした。

渚は、「何を言っているのよ。その正体はコスモスじゃないの。」とまさかコスモスじゃなかったのかと慌てていました。

コスモスは、「私じゃないわよ。魔法のじゅうたんを発見したので接近してみるわ。」と言った直後にコスモスの悲鳴と大きな音がしました。

渚は驚いて、「コスモス!どうしたの?攻撃されたの?大丈夫?」とコスモスを心配していました。

コスモスは、「攻撃されてない。驚いて意思波を取り乱して墜落した。」と現状説明しました。

渚は、「直ぐに発進しなさい。UFOが墜落すれば大騒ぎになり、自衛隊やアメリカの軍隊まで来るかもしれないわよ。」と警告しました。

コスモスは慌てて発進して渚の家へ来ました。

コスモスは、「あれっ?成美ちゃんは?」と成美を捜していました。

渚は、「そんなのどうでも良いから、一体何があったの?」と魔法のじゅうたんの正体を知ろうとしていました。

コスモスは、「あれは魔法のじゅうたんじゃない。空飛ぶ百足よ。乗っているのは成美ちゃんだったわよ。」と魔法のじゅうたんの正体は成美だと教えました。

マーガレットは、「人工生命体は全て退治したのでしょう?誰よ。”人工生命体の対処方法は解っているので任せて。”と言っていた人は?」と問い詰めました。

渚が、「二人とも落ち着いて。兎に角、成美ちゃんが帰って来たら聞いてみましょう。」とその場を収めて成美の帰りを待つ事にしました。

暫くすると成美が帰って来たのでマーガレットが、「成美ちゃん、コスモスの小母さんが、成美ちゃんが百足に乗って空を飛んでいる所を見たそうよ。それって本当?」と確認しました。

成美は、「本当よ。突然コスモスの小母さんが横から現れたので驚いたわよ。」と返答しました。

コスモスが、「驚いたのはこっちよ。魔法のじゅうたんかと思い接近したら、突然百足がこっちを向いたので、驚いて意思波を取り乱して墜落したじゃないの。」と切れました。

マーガレットは、「ほら、テレビのテロップにUFOが墜落したって書いているわよ。番組終了後臨時ニュースがあるようよ。どうするのよ。墜落したのはコスモス小母さんのドジだから良いけれども、その百足って人工生命体よね。一体何をしていたの?」と成美が何か企んでいると感じました。

成美は、「別に何もしてないわよ。只、大空の散歩をしていただけよ。空を飛ぶのは気持ちいいわね。将来はパイロットになろうかな。昔、伝説の名パイロットと呼ばれた腕の良いパイロットがいたと聞いた事があるけれども、そのパイロットは女性だったらしいわね。強敵が現れた時、その亡霊が助けてくれるとも聞いたわ。女性がパイロットになっても良いわよね。」と将来の夢を語り始めました。

マーガレットが、「亡霊は成美ちゃんの横にいる渚小母さんよ。あれはハーケン号そっくりに改造された小型UFOよ。本物のハーケン号は渚小母さんの大型特別艦の中にあるわよ。」と亡霊の正体を成美に明かしました。

成美は、「何故本物のハーケン号を渚小母さんが持っているの?」と不思議そうでした。

渚は、「伝説の名パイロットは母の知人で昔、私達と同居していたからよ。そんな事はどうでも良いでしょう。それより人工生命体の百足はどうしたの?」と確認しました。

成美は、「誰かさんがニシキヘビを飼ってくれるまでの間、替わりに百足の人工生命体で我慢しようと思い連れて来たわよ。ほら皆の後ろの庭にいるわよ。」と指差しました。

マーガレットは振り向いて、「一寸、ここに百足を連れて来ないでよ。」と百足に驚いていました。

渚が、「だから、ヘビは執念深いと言ったでしょう。ニシキヘビを飼わなければ、今後も色んな事があるわよ。」とヘビの執念深さに対抗するのは無理だとマーガレットを諭しました。

マーガレットは、「渚は仕事に出るから良いけれども、私はどうなるのよ。ニシキヘビは学校に連れて行けないのよ!成美ちゃんが学校に行けば、家には私とニシキヘビだけになるのよ。ニシキヘビの昼食も私が面倒を見るのよ。そこの所を考えてよ。」とヘビを飼ったらどうなるか予想していました。

渚は、「私は只、ヘビは執念深いと言っているだけよ。」と返答しました。

マーガレットの反抗も虚しく、結局成美の執念深さに負けて、ニシキヘビを飼う事になり、百足はコスモスが乗っているヴィツール号に隠しておく事になりました。

マーガレットは、「コスモス、あなた地球に悪戯しに来たのでしょう?それだったら成美ちゃんが学校に行っている間、私と一緒にニシキヘビの面倒を見てよ。」とコスモスも巻き込み、ニシキヘビの面倒を見て行く事になりました。

マーガレットはコスモスと二人でニシキヘビの面倒を見ていましたが、大きくなるにつれて、マーガレットも精神的に参って来て、夜中にニシキヘビに襲われる悪夢を見るようになり、困った渚が軍に相談しました。

モミジに行かせると返事されたので渚は、「銀河系担当の秘密調査官をモミジさんと交代するのですか?」と詳しい対応を確認しました。

司令官は、「いや、違う。その判断をモミジにさせる。モミジの報告により今後、どう対応するのかを決める。」と返答しました。

数日後モミジが地球に来て、「話は司令官から聞いたわ。マーガレット、大丈夫?」と心配していました。

マーガレットは、「大丈夫じゃないわよ。何故もっと早く来てくれなかったのよ。もう気が狂いそうよ。」と取り乱していました。

取敢えずマーガレットをハリアット号に連れて行き休ませて、モミジがマーガレットの代わりをしながら、ハリアット号のマーガレットの様子も見ていました。


次回投稿予定日は、8月13日です。

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