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浮気した彼女を依存させて捨てる話  作者: 階差数列
浮気した彼女を依存させて捨てる話
8/22

乙女のアイテム

ブクマ1000超え!

アクセス回数15万回!


感無量です!

キーンコーンカーンコーン

「終わったぁぁ〜....今日もわからないことだらけだったぜ...」


「お前はいつもそうだよな」


「そうですね」クスクス


「大将...おねげぇがあります.....数学を教えてくだせぇ...」


「うーん、俺もあんまり得意なほうじゃ無いんだけどな...あ、そうだ、ねぇ今川さん、今日暇?」


「えっ?わ..私ですか?大丈夫...ですけど」


「なら、今から皆で真司の家行って勉強会しようぜ」


「おお!それはいいな!けど何で俺の家何だ?」


そんなん奈緒が来そうだからに決まってんだろ


「教えて貰う側がなんか言ったか?」


「な...何でもございません」


「勉強会...ですか、良いですね私は賛成です」


「....でよ、あれはどうするんだ?」コソコソ


「........たくみぃ...」


「お前らは先に行っててくれ」コソコソ


「了解だ(です)」コソコソ


真司と今川さんが教室を出た頃、奈緒がこっちに近づいてきた


「......何話してたの?」


「........」


「なんで...なんではなしてくれないの?」ナミダメ


俺は何も言わずに教室を出た、その後ろを奈緒は涙目になりながら着いてきてた、はぁ、これ一回家に帰って奈緒を巻かないと勉強会に行けないじゃないか、めんどくさい


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜帰り道〜

「ねぇ....ねぇってばぁ....」ウルウル


「......」


「何か....私何かしちゃったの?」


「あやまる...あやまるからぁ.....」


「ゆるしてぇ....」


今にも消え入りそうな声で話しかける奈緒、これを俺は無視、圧倒的無視、顔を合わせず歩幅も合わせない


「ねぇ!私は何をしたの?」


「喋ってくれなきゃ....わからないよぉ...」


「......」


「ねぇ!いいかげんにしてよぉ!」ドンッ


そう言うと、奈緒は持ってきたカバンを俺にぶつけてきた、そしてそのあと「しまった」という様な顔をした


「あ!違う!違うの!!!」


「............」


「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!」


「.............」


俺は歩く足をはやくする


「ね、ねぇまってぇ!!!」


「ほ、本当にごめんなさい!」


「ごめんなさ...きゃあ!」ドテッ


焦って走って足がもつれたのか、奈緒は俺の後ろで派手に転んだ


「う....ぐす、ごめん...ごめん..ねぇ....たくみ...」


膝からは血が流れ、目からは涙を流し、それでも謝り続けている、 その姿は...とても痛々しいものだった


俺は歩く足を一旦止めたが、またすぐに歩き出した


奈緒を置いて


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜真司家〜

「と、言うことがあったんだ」


「流石に可哀想だなぁ、それは」


「結局そのあと奈緒さんから何かありましたか?」


「いや、メールも電話も来てないな」


そう、実際何も来ていない、家を出た時も居なかった


「んで大将、明日からはよりいっそう奈緒を甘やかすんだよな?」


「ああ、そのつもりだ」


「...言いにくいんだけどよ、大将、少しやりすぎじゃないか?」


「...それは、まぁ」


「正直まだ浮気したと100%決まったわけでは無いんだろ?」


「...思い違いってゆう可能性もあるんじゃないのか?大将?」


実際、浮気は100%では無い、けど、どうしてもあの時の二人が頭から離れないんだ


「...では、試してみますか?」


「どういう事だ?」


「...私の推測だと、奈緒さんはあなたの事が何よりも大切なはずです」


「その拓海さんに甘やかされ無視され、今は非常に不安定な時期だと思われます、拓海さんのこと以外は考えられない、それ以外はどうでもいい、というような感じです」


「なので、本当に浮気をしていたとしたら、そろそろ奈緒さんからその相手に関係を切るように伝えに行くはずです」


「それを確かめに行くのがいいと思います」


「そんなの...どうやってやるんだ?」


「...これでです」ゴソゴソ


今川さんがカバンの中から出したものはなんと


「それは...小型の盗聴器か?」


「その通りです...明日これを拓海さんが奈緒さんの私物に付け、その後に真実が明かされます」


「...なんでそんな物を持ってるんだ?」


「乙女の秘密です♡」


「今川さんが敵じゃ無くて本当に良かったな、大将...」


「そうだな、じゃあ明日抱きついた時にでもどこかに付けようかな」


「にしてもちっちゃいな、ゴミと間違われそうだぜ...」


「最新の機器は本当に凄いですよね...」


「てゆうか勉強!勉強しようぜ!」


「そう言えば勉強会だったな」


「そ、そうでしたね...」


結局俺達は暗くなるまで真司に数学を教えることになったのであった



皆さんからのコメントで、色々なルートが予想されてる事から、この作品はとりあえずENDを書き終えたら、他ルートの話も書こうと思っています


あとホントに文脈とかおかしいと思うけどごめんね、俺小論文とかマジで苦手なんだよね...

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