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浮気した彼女を依存させて捨てる話  作者: 階差数列
浮気した彼女を依存させて捨てる話
3/22

遊園地

プロフィール③

月見 奈緒

身長160 体重❌

恵まれた容姿で男女問わず人気があり、誰とでも気兼ねなく話すことが出来る

拓海とは違うクラスだが、休み時間の合間に拓海に会いに来る

長髪黒髪、大きな目をもつハッキリとした顔立ち

「ごめ〜ん!まったぁ?」


奈緒は何とも女の子らしくあざとい走り方をして来た


「まあ、結構まっ...いや、今来たとこだよ」


「いま!いま少し何か言いかけたでしょ!」


「な...何のことかな?」


「もー!」プンスカ


「さ、さぁ行こうか」


「うん!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜遊園地〜

「わー!広いね!」


「そうだな、じゃあどこから回ろうか」


「私!ジェットコースターに乗りたい!」


うげっ...俺はジェットコースター苦手なんだよな...


「じゃ、じゃあ俺はメリーゴーランドにでも...」


「じゃ!いこー!」ガシッ


そのままずるずると引きずられる様に俺たちはジェットコースターへとむかった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「次はあれ!」


「また...ジェットコースターか...」ゼェゼェ


「次はあれに乗ろう!」


「次は...絶叫マシン.....」ゼェゼェ


「次は〜.....」


俺は奈緒につられるまま、絶叫マシンやジェットコースターに乗りつづけたのであった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜観覧車〜

「ふ〜...楽しかったぁ〜」


奈緒はあんなに絶叫マシンに乗ったのに目をキラキラさせていた...その点俺といれば


「.....」


完全に意気消沈、疲労と気分の悪さからあまりテンションは高くない


「...拓海?大丈夫?」


「...あぁ、大丈夫だ....」ドンヨリ


「もしかして...今日楽しく無かった....?」


「い...いや!楽しかった...よ?」


「なんで疑問形ー!やっぱり楽しく無かったんでしょぉー!」


逆になんで俺が楽しんでいると思ったのか聞きたいわ


「ま、まぁ...ちょっとジェットコースターはな...」


「...ごめんね、私だけ楽しんで」


そう言うと、さっきとは逆に奈緒は申し訳なさそうに顔をしたに向けた


「いや...楽しかったぞ?」ナデナデ


「!.../////」


「俺は今日1日奈緒といれただけでも楽しかったし、色んな奈緒が見れて嬉しかった」ナデナデ


「...うん///私も...///」カオマッカ


「っと...そろそろ終わりだな...じゃあ降りようか」


「うん...///」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜帰り道〜

「....ねぇ拓海、私の事好き?」


「ん?どうしたんだいきなり、大好きに決まってるだろ?」


はい、とても大好きでした、重要、過去形


「う...うん!じゃあ私ここだから!」


「うん、じゃあまた今度な」


「今日は本当に楽しかったよ!ありがとねー!」


「おう、また一緒に行こうな!」


「うん!ばいば〜い!」


そう言って、奈緒は帰って行った、その時


ブブブ ユーガッタメール


『おっす!君の愛すべき親友だ!いま今川さんから連絡があってな、その浮気相手について色々情報が集まったらしい、頼んでまだ1日だぜ?女の情報網ってこえーな、じゃ、そういう事だから明日お前の家集合、以上!!!』


...とりま今川さんやべぇ


奈緒にはそれとなくメールで明日はダメだと伝えておこう、見つかったりなんかしたら台無しだ


『じゃあ明日俺の家に昼飯食ってから集合で頼む、今川さんはお前が連れてきてくれ』


送信っと...さて、浮気相手様はどんな人物なのでしょうか?


まぁどんな奴でも俺のやることは変わらないけどな、明日が楽しみだ


暗い夜道の中、俺は1人にやけつつぶつくさ言いながら帰るのであった、これ、傍から見たらやばい人だよな、確実に




続く

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