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浮気した彼女を依存させて捨てる話  作者: 階差数列
女の戦い
21/22

ご招待

大学落ち着いて久しぶりに書きました、多分続けます。

期待しないで待っててください。

「拓海…大丈夫でしょうか…」


拓海が学校に来なくなってもう三日が経ちました…家には帰っていないようですし、カメラも作動しない…真司さんに聞いても何もわからないって…


さらにこの三日間、奈緒さんも学校に来てないようで、クラスメイトの人たちも何も知らないようでした。


ならやっぱり拓海はあのクソ女に…などと考えていると….


ユーガッタメール form 奈緒さん


『こんにちは、どろぼうねこさん

もうわかってるとおもうけど、たくみわわたしといっしょにいるよ、でもたくみがきょうこきょうこってうるさいからきょうこよりもわたしのほうがいいってたくみにわからせるために、どろぼうねこさんにちゃんすをあげることにしたの。

あした、12じくらいにたくみのいえのまえにきて、そこでこれからやることをおしえるから、まっててね。

どっちがたくみにふさわしいかきめようね』



….やっぱりこの女ですか、でもちょうどいいです。

私とあのクソ女どっちが拓海にふさわしいか…?結果なんてすでに見えているでしょう…私が拓海を助けて、そして拓海は私のことをさらに好きになる…逆に好都合ですね…


彼氏の危機にこんなことを考えているなんて、私も奈緒さんと同じくらいやばいやつかもしれないですね…

でも、それほど私も拓海のことが好きなんです…拓海は絶対に渡しませんよ……


〜次の日〜

12時頃私は拓海の家の前に着きました、するとすでに奈緒さんが拓海の家に来ており、わたしのところまでゆっくりと歩いてきました。


「どようびのひるからこんなとこにきちゃうなんて、もしかしてひまなの…どろぼうねこさん?」


「いえ、私は拓海のためだけにきたんですよ?早速ですが、昨日のメールのやることと言うのはなんでしょうか?」


「それはもちろんいろいろだよいろいろ、まあついてきてよ、どろぼうねこさん」


「ちょっと待ってください、拓海は大丈夫なんですか?まさかとは思いますが、傷つけたり、していませんよね?」


「そんなのあたりまえでしょ、ごはんだってちゃんとあげてるし、きずつけるなんてもってのほかだよ、だってだいすきだもん」


「わかりました、ではつれていってください、拓海さんの元へ」


それから私は奈緒さんに連れられて、ひとけの無い場所の一軒家に着きました。


「ふ〜、けっこうあるいたね〜、ここがわたしとたくみのいえだよ、まあもともとはおとうさんのいえなんだけどね、いまはにほんにいないからかりてるんだー」


「いつから二人の家になったんですか?全く、つくづく頭の中がお花畑ですね、浮気女さん?」


「なにそれ?うわき?わたしが?そんなのするわけないじゃん、なにいってんのかな?」


やっぱりお花畑ですね...いや、通り越して楽園、それか勝手な妄想を育て上げた植物園と言ったところでしょうか?

まあいいです、どうであれやっとこれで拓海に会えるのですから。


「じゃあどろぼうねこさん、いらっしゃい、わたしたちのいえへ」


そう言って、脳内お花畑さんはドアを開きました





この世界での三日=約7ヶ月

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