表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
浮気した彼女を依存させて捨てる話  作者: 階差数列
女の戦い
20/22

ご主人様

受験落ちそうだから書くわ


...俺は首元に違和感を感じて目が覚めた

どうやら俺は首輪で繋がれているらしい


周りを見回してみると、部首輪の届く範囲には特に何も無い、殺風景な部屋だった


それからしばらくすると、部屋の扉が開かれ、奈緒が入ってきた


「おはよ、たくみ」


「ああ、最悪の目覚めだよ」


「くびわ、きにいってもらえたかな?」


「今すぐ外してほしいもんだな」


「だめ、はずしたらまたどこかにいっちゃうんでしょ?」


「あたりまえだ、もうお前に構ってらんないんだよ」


「...ごはん、もってくるね」


そう言って奈緒は部屋から出ていった


つーか今何時だ?この部屋には時計すらないからな...学校とか大丈夫なのか?


...京子にも何かされてないか心配だな


そうこう考えていると、奈緒が犬用の皿に、色々な料理を混ぜたような物を入れて持ってきた


「はい、ごはんだよー」


「...なんだこれは」


「ん?たくみのごはんだよ?」


「そういうことじゃない、これを例える為に使う俺の知ってる料理名は無いぞ」


「だーかーらー、ごはんだってごはん!

たくみーのごはん!ごはんはごはんだよ?」


こいつは食えれば何でもご飯なのか?それとも犬には料理は必要ないってことか?


けど、俺は今お腹が空いている、もしかしたら気絶してから結構時間が経っているのかもしれない


「...たべないのー?」


「...食べるよ、変なもん入れて無いだろうな?」


「だいじょうぶだよー、たくみーといっしょにいたいのに、しんじゃったらいみないじゃない?だから、だいじょーぶ」


「...どうやって食べるんだ?まさか犬みたいに食えとは言わないだろうな」


「そのとうりだけど?」


そーだと思ったわクソ野郎


俺は料理を食べ始める、色んな料理が混ざったような見た目どうり、色んな味がした、別に不味いという訳ではないが、あまり美味しいとも言えるものでは無かった


食べてるあいだ、奈緒はずっと俺の事を上から見ていた、まさに犬の飼い主の様に


「よしよしー、よくたべれたねー」ナデナデ


「......」


「じゃあおさらさげちゃうねー、あと、おといれしたくなったらわたしにいってね、もってくるから」


「持ってくる?まさか」


「うん、いぬようのおといれ」


「.......まじか」


「うんうん、おおまじだよー」


「たくみはわたしがかうの、だから、ずっといっしょにいられるの、ね?うれしいでしょ?」


あーあ、テンプレパターンか、面倒くさい


京子....大丈夫かな

拓海が目を覚ますまで3ヶ月以上かかったわ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ