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浮気した彼女を依存させて捨てる話  作者: 階差数列
浮気した彼女を依存させて捨てる話
2/22

Let's いちゃいちゃ

プロフィール②

加藤 真司

身長170 体重65 高校2年生


拓海の親友、学校内では常に行動を共にするくらい仲がいい、スポーツは万能だが頭脳は中の下くらいである


キーンコーンカーンコーン


ガラガラ「拓海!一緒に帰ろ!」


勢いよく扉を開けて入ってきたのは奈緒だった、それと同時にクラスの男子は俺に恨めしそうな目を向ける、こちとら浮気されとんじゃ


「...じゃあ頼んだぞ」ボソボソ


「...了解」ボソボソ


「ん?何話してたの?」


「いや、何でもないんだ、帰ろうか」


「うん!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜帰り道〜


「ねぇねぇ拓海!明日って土曜日じゃない?」


「ああ、そうだな」


「ここに明日フリーの彼女がいます」


ここには浮気された彼氏がいます....なんてな


「彼氏さん何か言うことはありませんか?」


「分かったよデートに誘えばいいんだろ?彼女さん?」


「そうです!彼氏さん!」


「全く、もっと素直に言ったらどうだ?」ナデナデ


「ぁ....///...うん...///」


奈緒は頭を撫でられるのが好きなようだな、覚えておこう


「さて、行くか」ピタッ


「も...もうちょっと!」グイッ


両手で俺の手を抑えるその姿は、とても可愛らしいものに見えるだろう、けどこの子、浮気してるのよね


「全く、しょうが無いな」ナデナデ


「ん....///ふふ....///」


結局奈緒が満足するまで何十分か頭を撫でたあと、お互いに家へ向かった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜拓海家〜


家に帰って風呂に入りご飯を食べたあとに自分の携帯に愛しき親友からのメールが届いていた事に気がついた


『おっす、例の件だがな、思ったよりも早く情報がゲット出来そうだ、何故かってゆうとな、お前の席の隣に今川京子さんがいるだろ?俺たちが話してた時に聞こえたらしくて、今川さんも奈緒ちゃんが知らない男二人で出かけてるのを見たことがあるらしいんだ、んで、今川さんも協力してくれる事になった、喜べ親友!女の情報網は怖いぞ〜〜〜!』


今川さん...正直あんまり話したことはないけど、協力してくれるのはとても嬉しい、明日から今川さんにも話をしよう


そう言えば奈緒を明日のデートに誘わなくちゃな


『明日は遊園地に行こう、9時半待ち合わせでいいか?』


送信っと


ブブブ ユーガッタメール


うわっ返信はや


『うん!わかった9時半にいつもの所ね!寝坊したらだめだぞー!』


真司と今川さんが情報を集めてくれている間に、俺は奈緒を依存させられる様にしよう、その為には...


甘えるだけ甘やかして、いちゃいちゃして、時に突き放したり無視をする、これを繰り返すこと...だな


甘やかしゾーン、スタートだな



続く

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