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浮気した彼女を依存させて捨てる話  作者: 階差数列
浮気した彼女を依存させて捨てる話
1/22

復讐の始まり

プロフィール①

上原 拓海 (うえはら たくみ)

身長170 体重60 高校2年生


スポーツも勉強もなんでもそこそこでき、男女問わず人気がある、顔は上の下くらいと思っておいてください

俺はある日、見てしまった


小さい頃から仲良しの幼馴染であり、高校に入ってから付き合い出した彼女 「月見 奈緒」 が、俺の知らない男と手を繋いで歩いている所を


最初は悔しかったし、悲しかった、家で一人で泣いて、何事にもやる気が出なくなった


けど、すぐに悲しみは怒りに変わった


俺を裏切ったあいつは、絶対に許さない


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「...ーい」


「おーーい!拓海!起きろー!」


...やけにうるさい声に目を覚ますと、そこには俺を起こしに来た奈緒がいた


「...うるさいな、何でいるんだよ」


「なーに?彼女が彼氏の家にいちゃ悪いわけ?」


そうか、まだ奈緒は俺に浮気がバレて無いと思っているらしい


「...いや、悪い、おはよう、奈緒」


「うん!おはよ!拓海!」


...なら、いい彼氏を演じ、依存させ、捨ててやろう


「いつもありがとうな、奈緒」ナデナデ


「ぁ.....うん...///」


それが、俺を裏切った復讐だ


「さて、そろそろ起きるか」


「ぁ....もっと....」


「ん?なんか言ったか?」


「な、何でも無いわよ!さぁ早く行きましょう!」


そうして俺たちは朝食をとり、学校へむかった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺と奈緒は学校公認のカップルである、奈緒は特に男子に人気があり、学校では知らない男子はいない程である


その奈緒が浮気をしたとしたら学校中大騒ぎになること間違いなしだ、なので、この事は公にせず、信頼出来る親友 「加藤 真司」 にだけ話すことにした


「....と言う訳なんだが」


「まじかよ...お前にベタベタだったあの奈緒ちゃんがねぇ」


「遊びだか本気だかは知らないが、とにかく俺はあいつが許せないんだ、だから復讐がしたい」


「それで依存させて捨てるか...確かにそれは一番残酷で最高な復讐になるだろうな」


「そうだ、だからお前にも少し手伝って欲しい事があるんだ」


「おう、親友の頼みだ、何でも聞いてやる」


こいつ良い奴すぎる、惚れるわ


「...まずは浮気相手の情報を集めてほしい」


「手がかりはあるのか?」


「いや、ほとんど無いが、この学校の生徒では無いと思う、あと見た感じ年上だったな」


「わかった、少し時間がかかるかも知れないが任せろ」


もうこれ良い奴過ぎでしょ、完全に惚れたわ


「ありがとう、お前と友達でホント良かったよ」


「なに、気にすんな」


こうして俺の復讐劇は始まった

続く

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