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天使は謳い、悪魔は嗤う  作者: 剣玉
第1章 大切なもの
20/111

〜舞台裏から〜 作者、死す

 


※これは本編には全く関係ありませんので、読み飛ばしても大丈夫です。

※キャラが崩壊しまくります。

※若干ネタバレ含みます

※セリフは最初の一文字でキャラを判別して下さい。

例)リアム→リ

例外)作者(剣玉)→作 アベル→兄(アリサと被るため)



 〜〜〜〜〜



 ある教室にて



ア「……はぁ」

リ「どーしたの?アリサさん」

ア「いやぁ卒業しちゃったな〜って。しばらくリアムに会えないと思うと憂鬱で」

リ「別に卒業しても会えるだろ?」

ア「そうかなぁ?」

リ「軍は厳しいって言ってたけど、隙を見てコソコソっと抜け出して来たら会えるよ。空歩も覚えたんだし」

ア「そう……だよね。うん、じゃあ頑張ってみる!」

作「楽しみにしてるとこ悪いけど、しばらくアリサの出番無いよ?」

ア「なんで!?」

作「そーゆー設定だからとしか言いようが無いかなぁ」

ア「ちょっ、そこをなんとか!少しだけでいいから会わせてよ!」

作「多分その内会わすから!だからそんな物騒な物構えないで!」

リ「なぁ剣玉」

作「おい、"さん"をつけろ"さん"を。君たちの生みの親だよ?」

リ「うるせぇ剣玉。そもそもなんだよ剣玉って。お前けん玉ろくに出来ないくせに調子乗んなよ」

作「それは関係ないだろぉ!?名前を考えてる時にけん玉が目に入ったから決めたんだよ!」

リ「はいはい。それでさ、今回登場人物少なくないか?学園編って言ったらやっぱり友達と絡むのが定番たろ?」

作「それは大丈夫。次章から増えるから」

ア「私の出番は?」

作「………」

ア「うぅ〜。剣玉の馬鹿ぁ!」

リ「あ、どっか行っちゃったな」

作「だから"さん"を……」

ク「じゃ〜ん!代わりに私が来ましたぁ!」

リ「あ、義姉さん。義姉さんも最初は噛ませ感凄かったよな」

ク「うっ!突然キツい事言うわね」

作「最初の予定では噛ませで終わらせよかなって思ってたしな」

ク「危な!なんて事させようとしてんのよ!」

作「まぁまぁ。結果オーライって事で」

ク「うるさい!そもそもねぇ、あんたがアベルを殺したようなもんでしょ?それについてはどう思ってるわけ?ねぇ、ねぇ?」

リ「あぁ、それは俺も思ってた。結局のところ全部お前のせいだよな?」

作「おい待て!刃物を人に向けちゃいけません!それに、俺にそんな事言っていいのかな?」

リ「何を……」


 パンパンッ!(作者が手を叩く音)


兄「呼んだ?」

ク「アベル!?」

リ「兄さん!?」

ク「ちょっ、ちょっとリアム!私が抱きつくんだから邪魔しないで!」

リ「いくら義姉さんの頼みでもそれは聞けない!兄さんに抱きつくのは俺だ!」

ク「なにをぉ!どきなさい!」

リ「ふっ!俺に勝てるかな?」

ク「愛の力は限界を超えるのよ!」

リ「それは俺とて同じこと!」

ク&リ「「勝負だぁ!!!」」


(2人とも戦うために一時退場)


兄「あれ?2人ともこんな感じだっけ?」

作「時間って……残酷だよね」

ア「ねぇ剣玉。リアムってブラコンなの?」

作「アリサ、いつの間に戻って来たんだ?まぁそうだな。もしアベルが生きてたらブラコンだったかも」

ア「そんな!」

兄「うわっ!えっと、アリサちゃん?なんで今俺に魔法撃ってきたのかな?」

ア「リアムがとられちゃうから……」

兄「とらないよ!?大丈夫だから落ち着いて!」

ア「でも確実に消しとかないと……」

兄「あれぇ?アリサちゃんってこんな性格だっけ!?」

作「時間って……残酷だよね」

兄「お前のせいだろ!ちょっとアリサちゃん!ほんとに落ち着いて!目が単色になってるよ!」

ア「リアムが……リアムを……。ふふっ。待っててねリアム。今からあなたのお兄さんを消して会いに行くから」

兄「待って!ちょっ、ほんとに!あっ、アッーーーー!!!」


(アベル諸事情により退場)


ア「うふふ。次はあなたね……。私、気付いてるんだからね?この小説、キーワードに『ハーレム』って付いてることに」

作「ちょっと待って!一応(予定)ってつけてるし!それに、俺を殺ったら一生リアムに会えないぞ!?」

ア「むっ!それはちょっと困るかも……」

作「だよねだよね!だからその血塗れのナイフ一回置こうか!」

ア「じゃあ代わりに私が書く。タイトルは『アリサとリアムの恋愛譚』。私とリアムがひたすらイチャイチャする話」

作「いや、誰得だよ!?そんなんじゃ読者さん切れちゃうよ!?」

ア「読者なんてどうでもいい」

作「そんな事言っちゃダメだから!」

ク「そうよ!そんなのダメよ!」

作「おお、クレアが戻ってきた!言ってやってくれ!」

ク「タイトルは『クレアとアベルの結婚物語』にしなさい!」

作「お前も乗るのかよぉ!!」

リ「そんなのダメに決まってるだろ!」

作「そうだそうだ!主人公として言ってやれ!」

リ「新作は『リアムとアベル、禁断の恋』しかない!」

作「それが一番ねえよ!?」

ア「そーだよ!リアムは私とイチャイチャするの!お兄さんはクレア先生に譲りなよ!」

ク「その通り!アベルと◯◯とか◯◯◯◯とか◯◯◯◯とかして、挙げ句の果てに◯◯◯◯◯◯◯とかするのは私よ!」

作「やめろぉ!生々しいんだよ!」


 バンッ!(ドアが開く音)


ル「大変だ!!」

リ「あ、ルーク」

ル「剣玉、今すぐ逃げろ!殺されるぞ!」

作「現在進行形で殺されそうだよ!」

ル「そんな可愛いもんじゃねぇ。奴は誰よりもお前を憎んでる!手遅れになる前に早く逃げろ!」

リ「奴……?奴って誰だよ?」


 バゴンッ!(ルークが後ろから殴られる音)


リ「ル、ルーク!?」

ミ「うふふ〜。やっと見つけたぁ」

リ「ミラ……?どうしたんだ鬼みたいな顔をして」

ク「そうよミラさん。女の子がしちゃいけない顔になってるわよ?」

ミ「あは〜すいません。ちょっと剣玉に用がありまして〜」

作「な……なんですか?」

ミ「ちょっと聞きたいことがあってね?」

作「は、はい」

ミ「クレア先生とアリサ先輩は巨乳なのに、なんで私だけ貧乳なのかなって」

作「えっと、それは……」

ミ「私が貧乳なの、あなたのせいだよね?」

作「ま、まぁそうですけど」

ミ「なんでそんな事にしたのかな?返答次第だと……」


 ブンッ!(血塗れのバットを振る音)


作「おっ、落ち着いて!貧乳はステータスだよ!」

ミ「ステータス?」

作「そう!ステータス!世の中には貧乳を愛する男もいるんだよ!」

ミ「へぇ〜。剣玉も?」

作「もちろん俺も貧乳派さ!」

ミ「でも、短編で巨乳はロマンだとか言ってなかった?」

リ「言ってたな」

ア「言ってた」

ク「言ってたわね」

作「今それ出してくんのは反則だろ!それにあれは俺じゃなくてシゲさんが語ってただけだから!」

ミ「うるさい!世の中の貧乳を代表して成敗してやる!」

作「ちょっ、ちょっと待っ、あっ、アッーーーー!!!」


(作者死亡)


ミ「と言うわけで、次回!『ミラ、爆乳への道』!爆乳王に、私はなる!!」



 〜完〜



 物語紹介


『アリサとリアムの恋愛譚』

 作者・アリサ

 アリサとリアムがイチャイチャするだけの小説。胸焼けするほどの内容で、読者(特に非リア)の死亡報告が続々と上げられ、販売中止に。市場に出回っている数は少なく、プレミア価格が付いている。


『クレアとアベルの結婚物語』

 作者・クレア

 現実にならなかった2人の結婚生活を綴る、IF小説。前半は切なくて泣ける。だが、途中からクレアの性癖が暴走し、読者がクレア色に染められていくと問題になり、販売中止。


『リアムとアベル、禁断の恋』

 作者・リアム

『クレアとアベルの結婚物語』と同じく、現実にならなかった物語。だが、切なさは全く無く、内容はだだのBL小説。腐女子にしか売れない。どちらが受けでどちらが攻めかは見るまでのお楽しみ。


『ミラ、爆乳への道』

 そんなものは無い。



 ※注


 1、アリサはヤンデレではありません

 2、リアムはブラコンではありません

 3、アベルは生き返りません

 4、クレアの性癖は知りません

 5、ミラは爆乳になりません

 6、紹介された小説は存在しません


第1章を書き終えた喜びで、勢いのまま書いてしまいました。反省はしています。

次は必ず本編を投稿します。


僕は貧乳、好きですよ。






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