ある朝の出来事~プロローグ~
初めての投稿です。優しい目でお願いします。
私は毎朝、兄に起こしてもらっている。そして今日もいつもどおりに兄の二階に上ってくる足音とともに声が聞こえる。
「おーい、もう朝だぞー」
いつもなら、「わかったー、いまいくー」とか適当に返しているのかもしれない。しかし、今はそれどころではなかったのだ。私は兄に返事もせずに、この状況をどう乗り切るかを考えものすごく焦っていた。兄は返事をしない私を心配したのか、
「具合でも悪いの?大丈夫か?」
と声をかけてきた。具合は悪くない、いつもどおりの健康体だ。しかし今の私の状態を見らるわけにはいかない。
「大丈夫!すぐ行くから下で待っていて!」
私はとっさにそんなことを言ってみた。
「そんな言いかたないだろー、心配してやってるんだからさ。」
私の言うことなんて無視して私の部屋に入ってきた。女の子の部屋ずかずかと入ってくるなんて非常識なやつだ。しかし、いまはそんなことを考えてる余裕なんてない。
「うるさい!入ってくんな!」
「はは、そんだけ元気があれば大丈夫だろう」
そんなこといいながら兄は私の布団を引っぺがしてきた。
「ああっ!やめっ・・・」
「早く起きないお前がわる・・・」
みられてしまった・・・兄の目にはきれいな世界地図と濡れたパジャマが映っているだろう。私は兄になにも言えないまま泣き出してしまった。
「だから・・・だめだっていったのに・・・」
「あー、なんかごめん。」
兄も私のおねしょにびっくりしたのかあきれたのか、謝ることしかできないようだ。しばらくの沈黙の後、最初に口を開いたのは兄だった。
「とりあえず片付けるか。」
「・・・うん。」
兄と私は作業に取り掛かった。兄はとりあえず布団を片付けて、私はシャワーを浴びて着替えをしてきた。
私がシャワーから帰ってきたとき、兄は布団をベランダにかけようとしていた。
「ちょっ、ちょっと!なにしてんの!」
「なにって、布団を干してるんだけど?」
「そんなところに干さないでよ!誰かに見られたらどうするの!」
「そんなのおねしょするのが悪いんだろ」
「で、でもぉ」
「でもじゃない。そんなわがままばっかり言ってるとまたお仕置きするぞ!」
「え、それはいや!」
「じゃあがまんするんだな。」
私の兄は6つ上でとても頼れる兄だが、怒るとすごく怖い。私は中学生上がるまでおねしょをしていて毎日のようにお尻をたたかれていた。
中学校にあがってからはおねしょはなくなったが、テストの点が悪かったり、門限を破ったりするとお尻をたたかれていた。最近はお仕置きをされることもなくなったが、お仕置きのことを考えただけでもお尻が痛くなる。
「高校に入ったばっかりで周りの環境も変わったせいなのかな?軽くストレスでもたまっていたんだろう。今日は許してやるけど、次からはないからな?」
「今日はたまたまだもん!これからはぜったないから!」
「いったなー。じゃあ次おねしょしたらお尻20回叩いてやるからな」
「絶対大丈夫だもんだ。」
そしていつもどおり学校にいく準備をして、学校に向かった。しかし、なんでいきなりおねしょなんてしたんだろう。最近全然そんなことなんてなかったのに。
だけど、私はおねしょをした日すごく怖い夢を見たような気がした。
ものすごい趣味が入っている話になりましたw
ある日ふと、小説書きてーみたいな気持ちからはじめました。小説の書き方なんてわからずとりあえず頭に浮かんだ言葉そのまんま移した感じですw
一応続きは考えています!完全に自分の趣味なんですけどねw
でも、見てくれたかたはありがとうございます。
こんな小説でも興味があったら今後もよろしくお願いします。