第2章―ご飯と天使―
「・・・・で?」
第一声が「・・・・で?」かよ!
なんかもうちょっとましな発言は無いのかねぇ?
天使
「おーい?きいちょる?」
何弁?
「きいとんのか?おみゃーさん」
えーーーーーー
「ご飯は未だかってきいとんのや!」
だから何弁・・・?
「まだ?インスタントでもいいよーこの際」
「あ、ならインスタントな」
「え・・・乗りで言っただけだよ?本気にしないで!!」
「じゃぁ言うな」
「まだ?V」
「できた」
テーブルの上にのるのは、一つのお皿。
要するに、俺は、一人分しか、作ってないと、いう事。
「え。。。。。」
「いただきます」
「え、、、、、」
パク
「旨い」
「え・・・・・・・・・・・ンジャ私も」
ヒョイパクパクリンコ
「おい!何、人の食って・・・ってもう無いし!」
「腹の中に未だあるよ?」
「・・・自分で作れ!」
「お腹減ったー」
こんちくしょう。俺はもう一つ作れってのか?
しぶしぶ、また台所に行った・・・嫌だけど。
腹がなる・・・
台所に行き、見回した・・・
何かいいものは・・・・が、辺りを見回して気付いた。
「何でお前が俺の後ろにくっついてるんだよ!」
「え、いや、何を作るのかと・・・」
「・・・・」
「見ちゃダメ?」
「・・・・ハッ」
俺は鼻で笑った。こいつウザイ
「あーーーーー!!鼻であしらったー!」
「・・・・笑った・・だろ?」
「Yes!!!ピンポーン大正解ー!花丸ー」
と、そこで天使が頭をなでようとしたのですかさず言った。
「飯作るからどっかいけ」
とたんに引っ込めて、俺の本来ならば座る場所にどっかり腰掛けた。
「まだー?」
・・・・その時俺は思いついた。
「・・・・・」
次回に続きますよー・・・麗の〜クッキングー!