第1章―押し込み天使―
第一章〜カツアゲの天使
ガッシャーン
「わーい!!!VV」
・・・ちなみに、↑の言葉、俺の言葉じゃぁ無いです。絶対に。
こんな訳のわからんVなんて語尾につけません。じゃぁ、誰だって?
しらねぇから怒ってるんです。・・・そもそも、ここは俺の家ですから・・・
一つききたい・・・ガッシャーンってなんだよ!!
「あ、これ美味しそう!!」
ヒョイ、パク・・
「リンコ〜VV」
・・・何故パク・・・の後にリンコ〜が出て来るんだお前?
言うなら、普通にパクリンコって言っちまえよ!!
あ、そういう問題でもないか・・
「あ〜つまんない〜・・・あ、宅配便だ〜!」
は?お前・・・何も来てねぇじゃねぇか!
つられて後ろを見てしまった俺はなんなんだよ!!
(あ、今玄関の靴箱の所にいます)
あ〜!!何なんだよ!!ったく・・・もう家入るか
ツーかお前何も・・・
ピーンポーン
〔宅急便デース〕
・・・・は?
「お、来た来た・・・って宅急便かよ!私は宅配便って言ったのにぃ!」
ツッコミどころが違うだろ・・・
まず、ここは俺の家だ!そこで真後ろから出て来た、宅急便
の人から荷物を預かった。
バタン
と、同時になんか変なのが台所から顔を出したぁ!!
「アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
「は?」
「私が取ろうと思った荷物奪いやがった!!」
なら早く取れよ!!
「この野郎・・・痛い目に遭いたくなかったらさっさとその荷物よこせや。あぁ?」
この時俺は思った。こいつ変。が、さすがに脅しはとてつもなく怖かったので
すんなりと、宅急便から来た荷物を渡した。
「わーい!!・・・って、そこですんなりされても困る!
はい、戻った戻った!」
そこで俺は、
――――――――
→Continue
Or
Game over
――――――――
が、
――――――――
Continue
Or
→Game over
――――――――
「ポチット」
「えーーーーーーーーー!ちょっとぉ!困る!」
「困られても・・」
「困る」
・・・意味不明な会話で申し訳ないです。
「お前は誰だー!!」
「私は、天界で最も輝いていて、高貴で頭脳明晰で、スバ・・・ちょっと無視しないでよ!」
誰でも無視する・・・
「で?」
「カミサマ」
「ウソ付け」
限りなく変人だろ・・・
「(チッ)天使ですよー!」
・・・・・
「ウソだ!」
「イヤホンとに」
真顔で返されても・・・
「だって本当に天界ってつまんないんだよ?
いっつもいっつも階級制度に縛られやがってぇー!
しかもさぁ、部長マジイラつく!ちょっと自分より頭いいからって
人使い荒いしさー・・・」
怒るなよ・・・俺に向かって。しかも未だなんかいってるし
「だから、なんとなく
金持ちそうなオタクに居候でもさせてもらおうかと・・・
($д$)(¬з¬)(プッ)」
その顔文字やめろよ・・・面白くねぇし・・・
「ま、よろしくお願いしますん」
「・・・・ご勝手に」
すげぇ疲れたからどうでもいいや・・ハッ
「で、俺の名前知ってるわけ?」
「そりゃぁねぇ、おまいさん何事にも下準備ってもんが必要なんよ。
わかる?霧霞丘1−43−9って事もよぉ!!」
「・・・よく言えたな・・霧霞が丘なんて、って、
霧霞丘じゃねぇよ!キ・リ・ガ・ス・ミ・ガ・オ・カだ!
「あ、そうなんだ(ッタク何だよ!このヘボファイル)」
何気にアッサリ納得
「で、お名前は、東桐 麗様ですよね?」
なんだかんだ言って、間違ってないか
確かめている。(ファイルを見て)
「。。さっきのタメはどこ消えた?」
「あ、じゃぁ戻そう!」
「戻せとは言ってない!」
・・・あきれる俺を置いて
台所に行く天使(?)
「なんか飯下さい」
「・・・・自分で作れ」
「え?電子レンジとかガスを壊しちゃうけどオッケー?」
「俺が作る」
「美味しい物にしてくれ」
「命令すんな」
「じゃ、美味なる物を頼むぞ。下賎の者」
「・・・じゃ、とびっきりマズイので・・・」
「うわーん!ごめんなさいぃ!美味しいのにして!!」
「・・・・・」
ぎゅーーーーーーー
「放せ・・・」
「美味しいの作ってくれる?」
少々涙目でいるの・・か?
一方俺は苦しかった。。。吐き気してきた。。。適当につくろって
「あぁ・・・」
「やッほほーーーーーーーい!!」
はぁ・・・・
普通に麗はまだ、自分と置かれた状況と、これから始まる凄いことが、予知できる・・・・・とか言う凄いことはできない。