風景描写
冷たい風が
頬を突き刺す
冷たくない季節がやってくる。
冷たくない言葉を
できるなら吐き出したいけど
僕の出せる言葉といえば
還元できない
毒素だらけの二酸化炭素
せめて ありふれた景色を
せめて ありふれた毎日を
せめて 君と居る日常を
せめて この街の風景を
毒素無い言葉で 彩れたら
風景描写
なんとなく
何気なく
君といて 僕がいて
猫が鳴く
季節は廻る 世界の光速回転に目を回す日々
ひび割れた皮膚 変わらない景色と
なにか変わっていく景色の中で
息をしている僕たちは?
せめて ありふれた景色を
せめて ありふれた毎日を
せめて 君と居る日常を
せめて この街の風景を
毒素無い言葉で 彩れたら
風のように
景色に色塗って
描いていくんだ、瞬間を
写し込んで君の横顔を
そこで息している僕たちを
風景をテーマに詩を書くというお遊びを始めてみました。最近、詩を書くのが楽しくて、ですね。小説そっちのけもいけないなぁ、と。
写真は朝ジョギングでの風景を少し、MacのiPhotoで加工しました。まぁ、たいした感じじゃないですが、また少しづつ遊べたらと思います。よろしくお願いしますね。
<追記>
挿絵は初でしたので、うまく反映させるのに手間取りました。反映以前にお読み頂いた方、申し訳ありません。