面倒くさい女に目を付けられた俺は、、、?
”面倒くさい女に目を付けられた俺は、、、?“
たまたまその日時間があって、男友達に飲みに誘われて行ったら?
そこに面倒くさそうな女が居た。
二人居たんだけど? 片方の女はどうも俺の男友達が気に入ったらしく、
やたらと二人で話したがっていた。
俺はこの面倒くさ女に捕まり、隣で俺を捕まえて解放してくれない!
『あのさあのさ私ね! 今彼氏いなんだよねぇ~だから私と試しに、
付き合ってみる?』
『・・・・・・』
『なんか言ってよ、照れるじゃん!』
『はぁ!?』
『私さーめちゃくちゃモテるんだよねぇ~だから早く私に告白しないと
誰かに持ってかれるよ!』
『・・・あぁ~面倒くせー女!』
『もぉ~こういう女が好きなくせに~』
『・・・・・・』
『その服可愛いね!』
『あのさ友治! もぉ~帰らないか?』
『”ごめん、先に一人で帰ってくれるか?“』
『ああ~そう言う事かよ、分かった!』
『じゃあ私も一緒に帰る。』
『一緒に帰んなくていいよ、お前は一人でここに居ろよ!』
『またまた恥ずかしがって、そんな事言ってるの?』
『じゃあー先に帰るわ。』
『私も、じゃあね!』
【うん、バイバイ!】
男友達はもう一人の女と二人で○○ホテルに後で行くんだろうな。
なんで俺だけこんな面倒くせーえ女と一緒なんだよ!
タイプでもないし性格もどちらかと言えば好きじゃない。
それなのに何故かコイツは、俺に着いてくる。
結構、キツメにこんな事を女性に言う事がない俺がコイツには
遠慮なくグサグサと言ってるなと気づく。
コイツは全く堪えてないみたいだけどな!
『ねえ、家近いの?』
『なんで俺に着いてくるんだよ!』
『”今日、泊る所がないから泊めてくれない?“』
『はぁ!?』
『今日は、先の子の家に泊るつもりだったんだけど、泊れる状態じゃ
なくなっちゃったみたいだし。』
『家は? 家は何処なんだよ、送っててやるから言えよ。』
『家にはもう10年以上帰ってない!』
『”家出してきたとか?“』
『そうじゃないよ、ちゃんと家を出る時に親に言って出て来たし。』
『家出娘って訳じゃないんだな。』
『・・・一応ね!』
『じゃあ、今日は仕方がないから泊めてやるけど、明日はあの子の所で
泊めてもらえよ!』
『ううん! ありがとう。』
『・・・・・・』
・・・正直、コイツを自分の家に泊めるのは凄く嫌だったんだけど、
時間も㏂12時を過ぎてたし、ここから誰か泊めてくれる人を探した
としても泊めてくれるか分からないだろうし。
一応! こんな面倒くせー女だけど、若い女性だし。
やっぱり俺は心配で、好きとかそう言うんじゃなくて夜中に女の子が
外で居て危ないと想い仕方なく泊める事んしたんだ。
『お前さ、今日はソファで寝て!』
『ありがとう。』
『毛布持ってくるわ。』
『うん。』
『寒いから布団も要るかな?』
『案外、優しいんだね。』
『”仕方ないだろう、こんな時間に女の子が外に居たら危ないしさ、
泊めてやるしかないじゃん。“』
『今日、初めて会った時から”絶対にイイ人だって想ってたのが
当たったみたい!“』
『・・・お、俺が?』
『私の勘って凄く当たるんだよ。』
『もう分かったよ、早くもう寝ろ!』
『うん、ありがとう。』
・・・次の日、アイツは俺に置手紙を置いてもう家には居なかった。
置手紙の内容は、凄く俺に感謝してるって事を長々と書いてたよ。
アイツも何気にいい奴なのかもな!
ただ面倒くせー女だけで。
もしまたアイツと会うような事があったら、仕方ないから泊めてやるか。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




