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それほど、だったあなたに  作者: 帆々
セカンド
11/70

1

 時が、わたしの中でほんのわずか、止まった。


 いろはちゃんの、


「あれ、遅くなるんじゃなかった?」


 の声に我に返る。沖田さんを見れば、同じく彼女の声にはっとしたようだ。わたしから視線を外した。


「あっち、急に天気が崩れ出してな…」


 そんなことを言いつつ、視線がうろうろとこちらへ向く。


 驚いているのだろう。わたしだってそうだ。


 わたしたちの「雅姫か?」、「沖田さん?」の互いへの問いが、いろはちゃんには怪訝に違いない。子犬が何かを嗅ぐように小鼻をきゅっと寄せた。


「何で雅姫さんを知ってるの?」


「え?」


 沖田さんは首の辺りをかきながら、


「あれだ、まあ、その…、こいつとは…」


 などと言いあぐねている。上手い説明がすぐに浮かばないらしい。そんな濁し方ではわたしたちに何かあったように聞こえてしまう。隠すほどの仲ではないし、秘密など持たない。


 わたしはちょっと笑いながら、彼へいろはちゃんを目で示し、


「娘さん?」


 と聞いた。


 彼は問いに「は」と絶句する。


「お前、俺をいくつだと思ってる? そんな訳ないだろ。妹だ、妹」


「ふうん」


 ついでに、盛大に不思議顔のいろはちゃんへ彼と知り合いの訳を簡単に話した。


『ガーベラ』という同人サークルを旧友の千晶としていた時代、イベントで出版社の人が手伝いをしてくれることがあったと、彼女に言ったことがあった。その事実はどこかでねじ曲がり、「施設のガードマンを雇って~」などというトンデモな噂が生まれたのだが。


 沖田さんはその当時の社員の一人だった。


「兄貴が? あの…、『ガーベラ』さんの担当?! 何で、何で言ってくれなかったの?」


「聞いたことないだろ? いろは」


 いろはちゃんって本名なんだ。ペンネームだと思い込んでいたから、ちょっと驚く。ブログではカタカタ表記だし、特定されることもないのだろう。


「うぬぬ…、兄貴がすぐに言ってくれてたら、わたし、もっとずっと早くに雅姫さんとお近づきになれたかもしれないのに…。灯台下暗しって、こんなことを言うんだ。もう、身内のリークすら出来なかったなんて、不甲斐ない…」


 お兄さんをじろりとにらみながら、地団駄を踏みかねない勢いだ。


「あはは…。でも、沖田さんに『ガーベラ』のことを聞いていても、その頃はわたし、まだ同人を再開していないと思う」


 軽い調子でなだめれば、わたしの言葉を彼が拾う。


「雅姫、また描いてるのか?」


 そこでどうしてか、わずかに咎めるような響きがあった。風と一緒に柔らかい葉でも触れたような感じ。


「うん、またちょっとね…。それで妹さんとご縁ができて、今日お邪魔していたの。じゃあ、失礼します」


 ちょんと頭を下げ、リビングを出た。すぐにいろはちゃんが追いかけてきた。


「兄貴が失礼を~」とぺこぺこ謝るから、手を振った。ううん、と首も振る。


「ちっとも。何にも失礼なんかされてない。こっちこそ、今日はありがとうね。すごい助かった」


 靴を履くために屈んだ。かすったのか、壁にもたせ掛けてあったゴルフバックがぐらりと傾いた。支えようと慌てて手を出せば、わたしが触れるより前にそれが元の位置に戻された。


 沖田さんだった。


「送ってく」


 その声は軽やかなのに、有無を言わさない調子を持っている。返事をしかねていると、「ほら」と、肩をぽんと叩いて促す。わたしは過去にそんな彼の仕草を知っていた。


「…うん、じゃあ」


 断る理由もない。



 駅まで送ってくれるという。


 促されて乗り込んだとき気づいた。先月だったか、我が家が手放したハイブリッドカーと同じ車種だった。色と内装が違い、ハンドルのエンブレムを見るまでそうとわからなかった。


 関係ないけど、我が家の物だった車よりうんとグレードの高いやつだ。関係ないけど。


「帰ってきたばっかりなのに、ごめんなさい。疲れてるんじゃ…?」


 車は駐車場からゆっくり敷地の外へ滑り出す。


 返事がない。沈黙も居心地が悪いので、「どこかご旅行だった?」と聞いた。


 それには声が返ってきた。


「仕事のつき合いでゴルフ。静岡の方まで行ってた」


「ああ。それはそれは…」


 そういえば、玄関にゴルフバックがあったのを思い出す。


 ちらりと運転席の沖田さんを見る。健康的に日に焼けた横顔は、わたしの知る彼より落ち着いて精悍で、逞しく目に映る。へえ、男前になったな…、と変なところで感心した。にわかでもなさそうに、腕も首もきれいに焼けている。つき合いだというゴルフへも、きっとよく出かけるのだろう。


 昔、初めて会ったときもらった名刺には若い女の子ウケ狙いか、ボールペンの手書きで『好きな食べ物、うまい棒とガリガリ君』と書いてあった。


 実際好きみたいで、よくイベントの売り子もしてもらっていたの合間にがりがりかじっていた。

 四十だっけ、この人、確か…。もうさすがに食べたりしないんだろうな、うまい棒なんか。


 あの頃、頬にぽつんとこしらえていたニキビもない横顔は、すっきりと整ってきれいだった。当時、千晶と二人で「ダメじゃん、ふられニキビがあるよ」とからかって遊んだっけ…。


 もやもやとわき上がる思い出をかき分け、言葉をつないだ。


「沖田さんにあんなに可愛い妹さんがいたんだ…」


「普段はそうでもないのに、同人絡みになるとぎゃあぎゃあうるさいぞ。春コミだの夏コミだのどこのイベントがああのこうの…。彼氏も作らないで」


「あはは、お兄さん譲りかな、そこは。沖田さんだって、昔は春も夏も、あちこちのイベントに出張って歩いたじゃない」


「あれは仕事だ」


「へえ…、よそのサークルさんのエロエロのいただき本、むさぼるように読んでたじゃない」


「どこにダイヤの原石が転がってるかわかんないだろ? リサーチは怠らないんだ」


「『RI・LA・LA』(少女向け人気漫画雑誌)の編集者が? ハードエロ同人誌で?」


「うるせーな」


「あははは」


 そこで沖田さんが咳払いを一つ。強引に話題を変えた。


「おい、千晶にはあってるのか?」


「…ううん、全然。今はもう年賀状のやり取りくらいかな…。忙しいのにまめにくれる。あの子もすっかり堂に入った売れっ子で、大変だろうね」


「沖田さんは?」と問えば、「先週会った」と返ってくる。彼女が今年の⚪︎⚪︎漫画賞を受賞した際に、そのプレゼンターの一人として授賞式にいたという。


 わたしはきょとんとした顔をしたのだろう。彼は自分が今、社の専務であるということをもそっとした口調で言い足した。


「三枝さん、覚えてるだろ? あの人に引き上げられたんだ。本人は今副社長に就いてる」


 三枝さんとは『ガーベラ』時代、幾度か会ったことがある。この沖田さんの上司で、当時の肩書は部長だかその補佐だったかの地位にあった人だ。千晶のプロスカウト話が進む中、接待まがいに小洒落たお店でご馳走になったものだ。


「千晶がプロになっても活躍し続けてくれたお陰だ。本も売れたし、アニメ化や映画化だので、かなり儲けさせてもらったから」


「ふうん…。人気あるもんね」


「三枝さんなんか、自分の部屋に千晶の漫画のキャラを額に入れて、毎日柏手打って拝んでるんだぜ。用で行ったら、俺も拝まされる」


 全てを千晶のお陰と笑い話にしてしまっているが、それだけではない。確かに彼女の功績も大きかろうが、三枝さんも彼も有能だったのだ。出なければ、業界一位二位を争う、あの大きな社内で頭角を現していけるはずがない。


「ご立派になられて…」


 やや恐れ入ってしまい、声が引きつる。短い沈黙の後では、彼女の名が当たり前に口をつく。


「千晶どう? 元気にしてる?」


「ああ。アシスタントが使えないだの、担当と合わないだの、相変わらずぶつぶつ言ってるが、元気は元気だ」


「ふうん」


 千晶は漫画を描くことに関してはストイックだ。作風にこだわりも強い。商業初期も好みの一人描きをしていた。プロとなってからはどうなのだろう。同人時代と全く同じスタンス、というのは難しいのかもしれない。


「雅姫以外で原稿に触られるの、嫌だな…」と、そんな声が耳に聞こえそうによみがえった。不平をこぼす彼女の横顔も鮮やかに浮かんでくる。


 ついでに沖田さんは、彼女の漫画の映画化がハリウッドで決まったと教えてくれた。その契約の件で彼自身も渡米していたのだという。


「ハリ…ウッド…、はあ…」


「千晶がそれでまたぶーたれて…」


 と彼は笑って話すが、わたしにはあまりに壮大で縁遠い話だ。「はあ」としか相槌が打てない。単純にすごいと心で唸るのみだ。彼女との距離を「遠い」と感じたこともあったが、そうではないだろう。


 多分、もう住む次元が違っている。


「会うとお前の話も出る。こっちに帰って来たんなら、連絡ぐらいしてやれよ。寂しがってるぞ、あれで大先生も」


 千晶から、わたしが夫の転勤について行ってあちこち住所を変えていたことは知っていたようだ。沖田さんは当然に「帰って来たのなら」と言う。


「うん、そうだね」


 信号待ちで止まった。


「お前、また描いてるんだってな、漫画」


「うん、…まあ、ちょっとね。子供も幼稚園に行き出したし、少し時間もできたの」


「子供、いくつ?」


「あ、四歳」


「ふうん…」


 子供の名だとか夫の仕事のことだとか…、これ以上家庭のことを話すのは避けたかった。嘘は言わないまでも、本当のことも言えないような気がするから。


「沖田さん、結婚は?」


 それに彼はゆらっと首を振って答えに代えた。とっつきにくいような顔をするから、「多重バツ」なのかもしれない。地雷かも。この件にはもう触れないでおこう。


 車が動き出したのを機に、わたしはいろはちゃんに宣伝のブログを作ってもらったことを話した。兄であるし、どういうつき合いなのかくらいは知ってもらうのもいい。


「宣伝? 雅姫が?」


 犬が喋ったみたいに聞くからおかしい。今はそれが普通らしいよ、と言い添えた。


「朝飯の鯖寿司、ぱんぱんに口に詰め込んで「すぐ売り切れるから、即撤収してTDL行こう」って設営してたお前が? 宣伝?」


 何でアンさんにしろ沖田さんにしろ、わたしが朝ご飯に鯖寿司食べていたことをよく覚えているんだろう。


「売れる人はそっちも上手なんだって。いろはちゃんが教えてくれたの」


 沖田さんはわざとらしく「はあ」と長く吐息した。半笑いで「売り上げを気にする雅姫。時代か…」などと嫌味くさい。


 うるさいな、このオヤジ。


「まあ気楽に楽しんでるんだろ? 趣味で同人を」


 そんなところで話を着地させようとしている。彼がちらりととこっちへ顔を向けたとき、多分わたしは笑顔ではなかった。


 傷ついたとか怒ったとか…。そんな顔もしていなかっただろうが。わずかに頬が引きつっていたのは知っていた。知らずにもれた細く長い吐息には自分でも驚く。


 同人活動の収入で家計を補えたら、とあれこれ模索画策している身だ。とても「気楽」などではない。


 描くのは好きでもちろん楽しい。


 描いたものを褒めてもらえるのも心が躍る。


 描くことを通して得た人との交流も嬉しい。


 でも、


 銭勘定が切実なのはちょっとアレで、きつい…。


 製本代を工面するためにはまだしばらく『紳士のための妄想くらぶ』は辞められないだろう。そして、そのお金でもってどれほど本を刷ればいいのか迷う。


 いつまでも無難に五十部ばかり刷ればいいものでもない。それで利益がほぼ出ない。また、儲けを見込んでたくさん刷れば、今度は売れ残ったときが厄介だ。少部数ならまだしも、ニケタ超で余れば目も当てられない。次回その本がはける保証などどこにもない。


 そもそも、イベントの都度売り切りに近くなければ、家計の足しどころか、次の製本代が出ないから、また本のために「バススタッフ」の日々が続く…。


 堂々巡りだ。


 とびきりの有卦に入っていた『ガーベラ』の過去しか知らないわたしだ。そのぼやきなど甘ったれているのはわかっている。専業で同人をやっている人ならば、多少の差異はあれ、常にある悩みだろう。


 少しずつ探りながら前に進むしかない。


 今日だって、いろはちゃんに宣伝用のブログを立ち上げたもらった。それだって、昔のやり方しか知らないわたしにすれば、大きなステップアップに違いない。『ガーベラ』ではない雅姫の『スミレ』にとって…。


「あははは」


 きっと取り繕ったような笑みだったのだろう。「おい」と探るような声がかかった。


「暑いね、毎日」


 気を取り直し、そんなことを返した。不機嫌な舌打ちが聞こえるから、


 はあ?


 若干気分が悪くなる。十三年ぶりに会った(お互い忘れていたが)知人に対して舌打ちかよ。


 言葉を探すのも面倒になり、窓を見て黙っていれば、不意に路肩に車が止まった。ハザードランプを点し、


「ちょっと待ってろ」


 と、車を降りて行った。問う間もない。どこへ、と目で追えば、歩道脇に出店しているテイクアウト専門の一口餃子の店で餃子を買っていた。今日いろはちゃんと待ち合わせた場所だ。


 え?


 なぜ、今餃子を…。


 そんなにもマイペースな人だったかしらん、と驚きと不思議さで胸にわいたもやもやも溶けた。


 ほどなく、袋を提げて彼が戻ってきた。心地よく冷房の効いた車内に、あっという間に餃子の匂いが立ち込める。


「ほれ」とわたしにその袋を突き出す。


「子供に食わせてやれ。旨いぞ、ここの。つまみに俺もいろはもよく買う」


 怪訝な顔をしたはず。それに彼はちょっと笑った。


「四歳なら、餃子くらいもう食うだろ?」


「うん、食べる。あの、どうもありがとう…」


 膝に乗せた餃子の袋はジーンズの脚にほかほかと熱かった。



 最寄りの駅まで送ってもらい、そこの駐輪所に停めた自転車で家路に着いた。


 玄関を開ければ、ドアの半開きになったリビングから大きな音量のテレビの声がする。リズムから『笑点』のようだ。日曜の暮れを突きつけられる。


 ソファにもたれ、低いいびきをかきながら夫は眠っていた。そのそばで総司が、この前買ってあげたおもちゃを懲りずにいじくり回している。


 ローテーブルにはいつものように昼の食器が乾いて残っていた。干した洗濯物の山が崩れ、チラシやダイレクトメール、お菓子の箱などがごみのように床でごっちゃになっている。


 目になじんだ毎日の光景。頭には来ないが、夫へ「ちょっと片付けてくれたって…」程度のぼやきは出る。日々のことで、幼い子供もいる。主婦が家を空ければ、どの家も似たようなものなのかもしれない。


 洗濯物をたたんでいると、夫が目を覚ました。「何か匂わないか?」と言うので、キッチンを顎で示す。


「餃子。おいしいんだって。買ってきた」


「へえ。いつも「節約節約」言ってんのに?」


「たまにはね…」


 起き抜けにうんと伸びをする彼の腕がなまっ白いのにふと目がいく。普段は気にならないのに。ちょっとびっくりするほどその腕は白くひ弱く見えた。


 もう一年以上通勤をしていないからだ。以前は肌の白さが目につくような人ではなかった。ほぼ毎日、自転車で出かけるわたしの方がまだ焼けている。


 ゴルフ焼けをしていた沖田さんのそれと、目が自然に比べている。


 見ていたくないと思った。


 目を落とし、手元だけをもながら重くて嫌な気分をやり過ごした。



 夕飯にはもらった餃子を温め直して出した。


 一口餃子は好評で、三十個載った皿があっという間に片づいた。香味野菜が効いているのに、総司までが気にせずぱくぱく食べる。わたしが手作りするツナ餃子は残すくせに…。


「また買ってきてよ」


 と夫も機嫌がいい。


「そうだね、また今度ね」


 さりげなく返しながら、気持ちはおかしなほどに沈んでいる。


 食器を下げてシンクに置く。


 餃子はおいしかったし一食浮いて楽もできた。


 なのに、


 どうしてだろう、みじめな気分だった。


 旧友の千晶の活躍に、自分との大きな隔たりを思うことはある。けれども、それでわたしは己をみじめに感じたことはない。


 今日だって、沖田さんに会い彼から彼女更なる成功を耳にしたが、胸が騒ぐこともなかった。単純にすごいと思い、素直にその功績を称えられた。


 千晶のことではない。


 ごしごしと粗く洗ったスポンジの泡が跳ね、右目に入った。手肌はいたわるくせに目にはすごぶるしみる。痛い。


 何度も目を瞬いて耐えるうち、生温かい涙がこぼれてきた。泡の入った右だけでなく、なぜか両目からぽろぽろと。


 堪らず、総司を呼んだ。


「ママにティッシュ持ってきて」


 すぐに総司が箱ごとティッシュを持ってきてくれた。「何で泣くの?」とわたしへ突き出すその腕も、幼稚園での外遊びのためか日に焼け始めている。


「ありがとう。餃子かな」


 ティッシュで目を抑え、涙を始末しほっと息をつく。


 また洗い物を進めながら気が滅入った。その理由は…、と心を探る。迷いもなく答えがはらりとこぼれてきた。


 よく焼けていた沖田さんの腕とそうでない夫の腕を、わたしは鮮烈に比べ続けている。


 だから、自分がみじめでひどく嫌だった。


 リビングからテレビの野球中継に混じり、二人の声が届く。


「ママ泣いてた」


「ふうん、何で?」


「餃子のせいだって」


「はは、そんな訳あるかよ」


 そして、彼と比べながら夫へ軽い苛立ちを覚えている…。


 それに驚き、肌が泡立つのを感じた。

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