新世壊 (ニュー・クリア・ワールド) チャプター1
前回の続きです もし読んでいないのであれば前回を読んでから見ていただきたいです
開いていただきありがとうございます
社会人のみなさんいつもありがとうございます
お疲れ様です
<あらすじ>
ある時自分たちの能力に修斗と未来は気付く
2人は手を組みお互いを守り合うことを約束した
大道芸人の雷音響を仲間に加え日常を送ろうとしていた
未来は襲ってきた敵を殺してしまい心を病んでいるようで...
「あ゛ぁ 体いてぇ....」
修斗は目覚ましの音と共にゆっくり起きた
(まだ足痛え... あの小娘...いや俺が悪いんだけどさ)
結局修斗は病院で遥と戦ったので
医者に診てもらえず
家の湿布でなんとか気休めだけしていた
「学校行かなきゃな〜 めんどくせ〜」
<ピロン♩>
「朝に連絡?誰だろ」
「あぁ...学校...行かなきゃ」
一方未来はいつものように起きようとしただが自分のスマホを見て思い出す
「うっ....」
(思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな!)
吐き気 めまい そして罪悪感
目をキュっと頭頭を掻きむしる
「修斗くんと響さんに会いたい」
口に出す気休め 会ったとしても事実は消えないとわかっていても 意味はなくても口から溢れてくる
いつもより15分早く家を出る
「今日は早くきて欲しい話したいことがある」
連絡を送りいつもの駅のホームへ向かった
15分後
「未来さ〜ん どしたの急に呼び出して?」
ニコニコした修斗がやってくる
「ちょっと....その....」
未来は様々な感情が入り乱れ泣き出してしまう
「あぁ...」
「どっ! どうしたの?...ちょっとこっちきて!」
人の目が怖く少し離れた小さな公園まで手を引いていく
周りを確認し手を離す
「ゆっくり話して...時間たっぷりあるからさ」
「.......ありがとう」
20分後
「なるほど...俺の知らないとこでそんなことが...」
目を泣きはらして真っ赤になった目を擦る
未来をなだめながら状況を整理する
(未だ相手陣営がどんな戦力を持っているのかもわかず
こちらは1人増えただけ...しかも小さい子供か...
先が思いやられる)
「ひとまず学校へ行こう...もう今日は遅れていると思う
けどたまにはいいんじゃない?」
2人でホームにゆっくりと行きいつもより4本ほど
遅い電車を待つ
7番ホーム2人だけのベンチ
2人で修斗に出会った能力者のことについて話し合った
「え? じゃあ修斗くんが仕掛けてない?」
「いや!....そうなんだけどさ...違うじゃん?」
「その子優しいんだね わざわざ守ってくれたんだ」
クスッと笑いながら返答をくれる
(まぁ 完全に立ち直ったわけじゃないが...
ま! 前を向かなきゃ始まらないよな...)
9時45分気持ちだけ 2人きりの後部車両
「...ねぇ 先生になんて言おっか 修斗くん
怒られちゃうね」
「いいんだよ...今日ぐらい いいじゃんか」
「うん...そうだね」
顔は見ない 表情は 見せられない
電車は2人が降りる駅に着く
扉が閉じるギリギリに電車から出る
ゆっくりと隣り合い歩いていく
「じゃあ また午後に」
「うん 未来さんじゃ」
2人で背中合わせで歩いていく
((....もう少し サボってもよかったかな))
学校にて
「あ 修斗!!」
「遅れました〜...すいませ〜ん」
「おいおい! 飯食いに来たのかよしゅーとー」
ガヤガヤとやじられる
「ちげーよ! うるさいぞお前ら!」
一方未来の学校
「あら 未来さん!何かあったんですか?」
<ヒソヒソ....>
「ちょっと...乗り遅れちゃって...あ手続きはしてきました
すいません 先生」
「...そうですか では座ってください」
囁き声が聞こえてくる
「また不登校なるんじゃない」
「ちょっと...聞こえちゃうって」
(はぁ....)
「修斗〜 なんで遅れたのか本当に理由教えろよ!」
「嘘ついてねぇよ! 乗り遅れちゃったんだよ!」
「こんな時間乗り過ごす訳あるかよ!」
靴箱を乱暴に開けると手紙が降りてきた
4秒の沈黙
「しゅ! 修斗修斗!」
その瞬間手紙を掴み友人に見えないよう封を破る
「おいおい! 見せろよ見せろよ!」
「やーだーよー!」
(誰からのラブレターかな〜♩......は?)
封に入っているのは地図とたくさんの写真だった
(なんの写真だ....)
「まじかよ...」
「誰からのラブレターなんだよ!?」
その写真には朝の修斗と未来そして修斗の親が写っていた
その写真には 「Come at 5 p.m welcome!!」
と手書きの文字で書いてあった
「誰だったんだよ〜!」
「...シラナイヒト」
「え?」
「そんじゃ! 俺急いでるから」
「お! おい!」
ケータイで未来と連絡を取る
30分後
駅にて
「未来さん!」
「修斗くん....こっちにもだよ」
ぴらぴらと「Come at 5 p.m welcome!!」と書かれたツーショットを見せてくる
「んでこの地図...ボクシングジムか」
「まさかこの人生で行くことになるとはね...」
早足でジムまで向かった
10分後
「ついたな... 結構でかい」
「入りたくないね...響さんは?」
「パフォーマーはパフォーマンス中だと
あとでくるってよ... あとでくるヨン⭐️」
誇張したモノマネをして場を和らげようとする
「今から戦いだよ? 命大事にね?」
「あ...はい わかってるよ第1に命やばかったら逃げる
でしょ?」
2人で扉をゆっくりと開ける
そこは古いボクシングのリングがあり壁は少し錆びていた
あちらこちらに有名人のサインがある
「本日はお越しいただき、誠にありがとうございます。」
ゆっくりと扉を開けると屈強な中年男性がリングに
立ってこちらを見ていた
上半身裸で赤いボクサーパンツ控えめなツーブロックで
清潔感がある顔立ち
顔だけは真面目な会社員だが冷めた目をしていて
耳は潰れその180センチの筋骨隆々としたその体には所々
タトゥーが入っている
「鈴木 未来様と鎖真 修斗様でお間違い無いですか?」
「お間違えないで〜す であんたが俺ら呼んだの?
こんなもん使ってさぁ」
ぴらぴらとツーショット写真などを見せつける
「おっしゃる通りです。手荒な真似をしてしまい、申し訳ありませんでした。それと...ご質問はございますか?」
(さっきからなんだこいつ 気持ち悪い...)
丁寧すぎる物腰に逆に引いてしまう
が ペースを掴もうと修斗は質問をする
「なんでいっつもあんたら 1人か2人で挑んでくんの?
もう300人くらいで来たら勝てると思うんだけど...」
あえて場にそぐわない変な質問をしてみる
「た...確かに」
(未来さん なに真剣に聞いてんだ....)
「それは、あなた方を生け取りにされた本人に報酬が支払われるためでございます。」
以前として男は態度を変えない
「報酬ってどんな?」
「それは、世界にお望みの要素を取り入れることでございます。2人の場合は半分叶います3人なら三分の一ですね」
「へ〜 なんか悪の組織っぽいなやっぱ」
「この世界には、必要とされる悪も存在いたします。」
行動を否定しても毅然とした態度を取ってくる
「そんじゃ戦ろうかここは一般人巻き込むからさ...どっか行こうぜ」
「お優しいですね。ただ…その必要はございません。」
「いや! 一般人は巻き込まない!お前らと違うんでな」
指を刺しリング上の男を睨みつける
「ええと、あなたが一般市民を巻き込みたくないとお考えになるだろうと思いまして、すでに全員を殺害しておきました。」
「なっ! テメェやっぱイカれてやがる...」
急なカミングアウトに修斗は顔を引き攣らせ
未来は目を見開き怯えている
「どうぞご安心くださいませ。五名様は全員、すでにゴミ箱の中にございます。死体はお邪魔にはなりません。」
<ピン!> と指を突き立て思い出したように言う
「人の命を...なんだと思ってるの!許さない!」
未来が涙を流しながら訴えかける
その時
<ジャラララ!>
修斗が鎖を男めがけ飛ばす...が
<シュワッ…>
「は?」
泡のような音と共に鎖が消えて男が
ゆっくりとリングのロープのところまで近づき目を合わせてくる
「申し遅れました神巫 龍一と申します 能力名は...ブレイク・ザ・ディスティニー」
グローブを外し深々と礼をする
「今から貴方たちを 生け取りにさせていただきます」
顔を上げグローブを付け直した
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