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発条の巻き戻し<ぜんまいのまきもどし>(チャプター➖1)前編

今回は出てきた敵キャラにも一応設定があり

その過去編を描きました

書いたのは修斗と戦った少女です

※メインストーリーに少し関係がありますが

読まなくても全く問題ありません

開いていただきありがとうございます

社会人のみなさんいつもありがとうございます

お疲れ様です


「見えてきたぞここがお父さんの実家だぞ!」

その車内から見える風景は、あたり一面素晴らしい田園の景色だった

暁 遥(あかつきはるか)は、両親に連れられて、鹿児島の田舎の村まで夏休みを使って旅行に来ていた

「ここは空気もおいしいし、きっと療養に良いはずだ

でも、遊び呆けるのはだめだぞ」

ワクワクする父親を尻目に、遥はスマホをずっといじっていた

(こんな暑いとこ来るぐらいなら病院のベッドに寝ている方がマシだよ もう...)

舗装されていない道をレンタカーが走る


20分後


「あんたらよく来たねぇ さ!こっちの部屋だよ」

遥の祖母が、遥たちを案内する

遥の祖母は腰が曲がっているものの、肌は小麦色に焼けていて とても老人とは思えない立ち振る舞いだった

「あら遥ちゃんよくきたねぇ あなたは手伝わなくていいよぉ これからここに1月いるんだし遊んできなさい」

「...は〜い」

とぼとぼと唯一ある舗装されていない1本の道を歩いて行く

(...何もない)

しばらく歩いてみたものの、何もない風景に唖然とする

「確か、あっち側に集落があるんだったかな?」

ゆっくりと川沿いを歩いていく

「ん?」

遥の視界にゆっくりと弧を描いて飛んでくるサッカーボールが映る

「あー、ボール飛んでいっもた!(飛んで行った)」

人が50メートルほど遠くから走ってくる

「よっ」

遥は胸トラップから少し上に蹴り上げる

「どーぞー!」

1歩下がり凄まじく速いグラウンダーを放つ

「ん...は?」

ボールを飛ばしてきた少年は訳も分からず立ち尽くす

「う゛ぅ!」

胸トラップしやすいように胸に向けて打っていたため

少年の心臓にボールがぶち当たる

「あ...ごめん」

(まずい...最近やってなかったから力加減が)

急いで少年に走り出す

「ごめんなさーい 大丈夫ですかー?」

少し近づいてきた時少年がガバッと起き上がる

「わっぜか!(びっくりした)」

「おお! びっくりしたー」

少し身を引いてしまう

「えと...大丈夫ですか?」

「そんげなもん、よかっで!さっきん、どげんしたっけ!?」

少年がグッと顔を近づけてくる

「あ...あの...待って待って落ち着いて」

その少年は肌が焼け半袖半ズボン遥より背が少し小さく

髪は短く整えられているがボサボサだ

キラキラした目でこちらを見つめてくる

「サッカー得意やっけ!?」

「いや...まぁ好きですけど」

「教えちくいや!」

(なんだこいつ...)

イライラして顔をしかめる

「え〜めんどくさいんですけど.... また今度じゃダメですかね? へへ」

適当にはぐらかしてその場を乗り切ろうとした...が

「そいは無理じゃっど。あんたは旅ん者じゃろが!」

(う〜ん大正解⭐️)

「はぁ...ちょっとだけですよ」

「ほんのけ!?」

少し走ってこちらを向く少年は集落の方を指差して言う

「はよ来っくいや!」

眩しい笑顔でこちらを見る

「何が何だか.... はぁ まあ私が悪いんだけどね」

聞こえない愚痴をこぼす

少年は足踏みをして今にも走り出しそうだ

「待ってくださいよ この辺にコートなんて

あるんですか?」

隣に並んで歩き出す


少し歩いた後


「はぁ...はぁ... ちょっと!ちょっと待って下さい!」

可愛く内股で立ち止まる

「どげんしたとや? サッカー選手は体力あっち思っちょったとじゃなかとけ?」

「体が悪いんですよ...はぁ...はぁ ゆっくり歩いて下さい

頼みますよ...ゲホッ」

ちらっと少年の方を見ると腕を組み「う〜ん」と

何か悩んでいる

(良かった まあ流石に待ってくれるか)

と思ったのも束の間 遥の体は浮遊感を覚えた

「...え?」

「おいは天才じゃっど!おまんば担いでいっなら トレーニングにもなるしはよ着けっど!」

少年は屈んでいた遥をおんぶした

「行っど! しっかい捕まっちょけよ!」

「待って待ってストップ!」

<ダッ!>

「速い! 待って速い キャァァァ!」

少年は軽やかに走り出しその上で遥が揺られる

「おまん けっこう重かど!」

「うるさい! バカ!」

遥は筋肉質な体のせいで少し体が重いことを気にしていた

むすっと頬を膨らませる

「おいは川畑陽翔(かわばた はると)っち言うとじゃっど。コーチ、あんたの名前は何ち言うとけ?」

暁 遥(あかつきはるか)です!12歳! おろせ!」

スピーディーに自己紹介を済ませる

「そんか!同い年じゃっどな!よろしゅうたのんど!」

「わかったからおろせえええ!」

読んでいただきありがとうございます

よければ感想など書いていただけると嬉しいです

xのアカウントを作りました投稿したらこれでわかるようになります

文章構成のダメ出しなどもこちらにもぜひ送っていただきたいです(リプライ dmなど)

https://x.com/tyobimochi

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