初戦闘 <ファーストコンタクト> (チャプター ➖1前編)
今回書いた第2話の登場人物 雷音 響 の過去編です
開いていただきありがとうございます
雷音 響は一般家庭の一人息子だった
大人しい性格で友達はいたが数は少なく自分から友達を作ることはなかった
響の親もその性格を心配していた
響が小学校低学年の頃 雷音一家は今時珍しい
サーカスを見に行った
「響はサーカス初めてだよな お父さんは昔サーカス団員にになろうと思った時期があったんだ そのくらいきっと心
惹かれるよ!」
移動する車の中 響の父親が笑顔で語りかける
(家でゲームしたいなぁ)
家から出ることすら億劫な響は乗り気ではなかった
10分後薄暗いテントの中
観客たちは、みな前を見つめ、笑顔を浮かべたり、子どもたちは親の手を握りながら目を輝かせたりしている
響もその周りの異様な雰囲気にソワソワしだす
その時マイクの入る音がする
「あっ あ〜 皆様、今宵は夢と奇跡が交差する舞台へとご招待いたします。目を見張る奇跡、心躍る冒険!さあ、あなたの心に火をつける最高のパフォーマンスをお届けしましょう⭐️」
幕裏から金髪の赤いタキシードを着メイクをした
イケメンがマイクを持ってキザなセリフを言いながら出てくる
周りは響が体験したことのない割れんばかりの拍手をしている
響は周りに合わせてあわてて拍手をし始める
(なんだろう... 何が起こるんだろ? ちょっぴりたのしみかも?)
舞台に釘付けな響の表情を見て両親はほっとした笑顔で
顔を見合わせる
すぐにショーが始まる
空中ブランコ、トランポリン、綱渡りなど、驚異的な身体能力を有するパフォーマーが次々と技を披露する。絶妙なタイミングと高度なチームワークにより、演技は一層の迫力をもって展開される
響は他の観客と同じように歓声を上げ拍手を送る
10分後
「さあ! 舞台も大詰め最後は座長の私奇跡を創るものにおまかせを⭐️」
(きた!!!一体どんなパフォーマンスをするんだろう!)
修斗は少し身を前に乗り出す
「ですがその前に私のマジックの協力者を募りたいと思いますさあやりたい人は手を挙げてください!」
「はい!!!!」
言い終わる前に今までの内気な響からは考えられない大きな声を出し席から立って精一杯ジャンプしながら手を伸ばす
「じゃあ1番早かったそこのボク⭐️」
芸人はマントを翻し響の前に現れる
「うわぁ!」
情けない声を出す
「さあ少年お名前は?」
「あ...えと..雷音響れす!!」
緊張でおかしな声が出る
「う〜ん響くんか⭐️いい名前だ!だけど♩笑顔が足りないよ❤️ じゃあ舞台に行こうかさぁ手を取って!」
響がその手袋をつけた大きな手を握ると少しの風を感じた後自分がさっき見ていた舞台の上にいた
(あれ? なんで僕もわからないんだろう?)
その時芸人がマイクを切って小声で話してくる
「タネが分からなかったなって思ったでしょ
これはね俺だけが使える魔法なんだタネも仕掛けもございませんってやつ⭐️」
芸人が話している横で響の興奮が増していく
(カッケェ!ものすごくカッケェ! 今まで見たどんなヒーローよりも何倍も!)
「さあ皆様〜 今からお見せするのはマジックではなく
魔法!マジックなんてちゃちなものじゃない!
パフォーマーは、重力の法則すらも無視するかのような浮遊演技を披露する
彼らはまるで空中に漂う幽霊のように
優雅かつ大胆な動きで宙を舞い
瞬間ごとに空間を切り裂くかの如く
驚異の技を次々と繰り出す
まるで物理法則が一時的に停止したかのように
10分後公演は締めくくられた
響の興奮は車の中でも冷めやまなかった
「本当にわからなかったんだよ! 何が起こったか僕でさえわからなかったんだ!」
珍しくうるさい響に父親が笑いながら話す
「そんなに好きなら本当にサーカスで働くことにことになるかもなぁ」
「...僕もアレになれるのかなぁ? いやなって見せる!」
車内には笑い声が響き渡った
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