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5.SF作品を読もう!

 さて皆さん、週末だ! 更新するぜ、今週は豪華二本立ての予定だ。本編も更新するぜ。

 

 行くぜ、息抜きの時間だっー!


 さて今のご時世、ネットで検索すれば「お勧めSF作品」などとランキング形式で語られたりもする。中身を見て絶句する事が多い……。


 まあ、順位の差こそあれ、50年前の小説を平気で進めるのも酷い話である。


 コロナの記憶が新しい『復活の日』はまだ良い。……あれは、かなり分かり易いパニック系SFの元祖である。


 やはり初心者にお勧めの作品と言うものは難しい……。ノスタルジックに編集者の好みや思い出を、そのまま押し付けるのは宜しくないと思うのだ。


 短くて分かり易くて、種類も多くて解説まで完備されているSF作品。それは『SCP』関連であろう。国ごとの特色も様々で、誠に種類も内容も良いものが多い。


 とはいえ、それらSCPの作品群は膨大で、ホラー物やらゾンビ物、胸糞悪い系まで幅広い。必要とする専門知識も様々だ……。


 なので、比較的とっつきやすくて解説動画などが豊富な作品を中心に、いくつか紹介したいと思う。本格的なSF作品の前の前菜、という奴である。


 ディナータイムを楽しみたかったら、古典的だったり新進気鋭のSF作家をお勧めする。……まあ、殆ど「新進気鋭のSF作家」などと言うものは、ここ10年ばかり見かけない様な絶滅寸前の状態なのだけども。


 という訳で、SF色が強くて独自の読後感が良くて「SCP財団は冷酷だが残酷ではない」と言う言葉が良く似合う、やや異色のSCPを紹介したいと思う。


 ……まあ、独断と偏見だが解説動画も多いので、そちらで概要を楽しむのを推奨する。SCP番号でニコニコ動画やYouTubeをあされば、色々と出てくるのでタダでお手軽なのである。推奨する動画は、なるだけ更新が新しい動画の方が良いと思う。


 SFに金を出すのはその後でも良い筈だ。



①SCP-3355(聖ニック):シカゴの地下に眠る古ぼけたスーパーコンピューター。こいつ自体は無害である。ただ、クリスマスイブの日に誤配達を起こしてプレゼントも貰えないような子供達に配るだけ……。ただそれだけである。財団でも愛されているSCPである。詳細は動画で(ネタバレ良くない)


②SCP-548-JP(歌う雨音):泣けるSCP。こいつもネタバレ禁止だ。とっとと動画を見ろ! 因みに編集に凝っている動画の方がより泣ける。


③SCP-2040-JP(未来へようこそ):時を掛けるラブコメ風SCPである。ラストの一言がしみる……。この辺はネタバレを禁止します。さっさと動画を探すように!


④SCP-1968(逆因果の円環):起動した本人の記憶を改竄するオブジェクト……。という事になっている。「博士、あんたを啓蒙してやるよ!」詳細は動画で! 因みに本編のネタ元でもある。世界を移動する『宝玉』の元ネタになっているのだ。


⑤SCP1941-JP(その時歴史が動かなかったら):歴史改変系のSCPである。ちょっと長いので注意。これで興奮する君は立派なSF読者になれるだろう。


(追加)SCP-6261(メイジクエスト: キルケーの牢獄):ゲーム好きな人なら楽しめる。あんまり動画解説は無いが、ラストの願いが美しいと思った作品。作者の趣味全開なので、追加で。


 以上、どれも作者が泣いたり興奮したりしたSF色の強い独断と偏見で選んだ作品だ。


 ほぼ内容を語ってないが、話すと長くなるし……。先入観無しで体験してもらいたいのだ。


 これらを見て感動しなかったという方は……いるかも知れない。ちょっとSFは刺激が強そうなので、出来ればもう少し他の作品をあさってはどうだろうか。SCPにも色々ある。


 お勧めとして動画化されている奴は、どれもレベルが高いので好みを探すのも良いだろう。何よりタダで体験できるのだから……。


 これよりもっと色々な作品を、と言う方は『冲方丁:マルドゥック・スクランブル』や『幸村誠:プラネテス(漫画版・アニメ版共に)』がおすすめである。


 どちらの作家も歴史からSF迄幅広い作品を作る作家さんなので、気に入ったらその作者の多作品も良いだろう。


 ……SFを見たければ、SF小説じゃない方が良いとも言う。酷い話もあった物である。

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