見下げ果てたか小説家になろう
最初期のころは良かったと思う。自分もまぁ、中期あたりから入った身としてはそこはなんとも言い難いが……
でも今の小説家になろうは違う。衰退の一歩を辿っていると言ってもいい。
最初は書籍化なんてものは一部のすごく物語の構成が良くできていて引き寄せられるような作品が文庫本になっていた。
でもいまは違う。
恋愛作品はともかくハイファンタジー系は特にひどい。高順位に上がった作品の焼き増しだろという作品とタイトル、タグしかない。
特に今顕著だと言えるのは『鍛治』系、『もう遅い』系だろう、それいがいにもいっぱいあるさ。
言わせてもらうが対して面白くもない、魅力もない作品が書籍化するのは(一部の面白く、魅力のある作品に失礼ではあるが)違うと思う。
特に個人的に思うのはあとがきにある
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とかいう文章である。
たしかに感想欄でそう言われれば励みになる、書く意欲も湧いてくる。お気に入りもしてくれれば嬉しい。しかし、投稿している話すべてのあとがきにコレが記載されて、あまつさえ評価お願いします! とか……正直コレだけで読む気が失せるまである。
あくまで自分の小説、描いたものを万人に提供するのがなろうでなかったのか? 評価書籍化などは二の次、人に見てもらって面白かった良かったという感想を書いてくれたら嬉しいものじゃないのか。
ランキングに乗った作品に似せてランキングに乗り、多くの評価を貰い、書籍化する。感想欄を蔑ろにして……なんとも虚しいものだ。
これでいいのか?『小説家になろう』はただただ疑問である。