硫酸登場
子どもの日です。
ヒグの子どもらしからぬ行動も許されるのでしょうか?こまっしゃくれたクソガキですけどね。宜しくお願いします!
発電所が出来てもまだ終わりでは無い。発電しても溜めなければ当然使えない。そこでいるのがバッテリーと電池だ。
「硫黄を焼いて二酸化硫黄、それをプラチナ触媒で三酸化硫黄にする。それを水に溶かして硫酸」
「リュー・・・サン?」
「触んなよ、溶けてドロドロになるからな」
「コッッワ!怖ッ!怖すぎますよ。そんなの作んないで下さい。なんですか、何に使うんですか?というか使わないでいいです。すぐに捨ててください。一生使わないで下さい。そして作らないでください」
「バッテリーとか、抗生物質とか、まぁ薬とか、後シャンプー、リンスーとかあぁ、ガムシロップとかにも使われてんな」
「絶対その薬飲みたく無いです。というか冷静に考えて、プラチナを何処から持って来たんだですか」
「黙秘権を使用します」
「貴族章貰いましたよね」
貴族章とは、貴族にのみ与えられる、魔法を施した特別なルビーのことだ。各家そのルビーに装飾をつけて、家の格式を表す。
「プラチナ、ついてませんでしたか」
「ついてたなぁ」
「使いましたよね」
「どうだったか」
「ウデオラレタイデスカ?」
「使いました。いやでもね、重要なのは真ん中のルビーのところだろ?それに全部使った訳じゃないからな、な」
「もう使わないで下さいね」
「いや、保証しかねる。というか使う予定がって、痛いちょ、やめろよ」
「何に使うんですか?」
「硝酸作りの効率化に使おうかと」
「やめる気は?」
「ないッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!」
「堂々と言われても。はぁ…どうしたものか」
「世の中諦めが大切だぜッ」
サムズアップしたら呆れられました。
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電気を溜める為には、硫酸をガラス瓶に入れて、亜鉛板を入れ、銅線を繋いで完成だ。まぁ結構面倒だけど。
電池も作る。マンガン電池だ。炭とマンガンと亜鉛と鉄でできる。速攻完成。容量の差がありでも完成までの手軽さの差がエグいな。
電気を流せばOK。あとは待つだけ。後炭をぶち込むとか諸々細々しとけばいい。
時間かけること三週間、身体が小さいとやりにくいな。それでもって身長も伸びるときた。やりにくいことやりにくいこと。
まぁ硫酸作れるとこまで行ったのは進歩かな。
誤字脱字ありましたら、報告お願いします。