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剣と魔法と科学の世界  作者: インドア猫
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ニトロセルロース

アサルトライフルの反動がえぐい。四十発打って倒したのは十体くらい。四発で一体殺す計算か。あんまりアサルトライフルの弾持ってきてないんだが。


仕方ないな。切り札を使うか。


硫酸と硝酸を混ぜたら混酸。そしてこれはある物の原料だ。



そう、ニトロシリーズだ。



一般的に知られているのはニトログリセリンだ。これは混酸にグリセリンを混ぜたものだ。


だが俺はシリーズと言った。これが何を指すか。他の物でも代用できるということだ。例えばニトロセルロース。セルロースは植物に多く含まれる成分。そしてここは熱帯雨林。つまり、辺りに混酸を撒けばここは爆弾の森と化す。


混酸の瓶を投げる。


「全速力で里のほうに走れ!」


ユニコーンに乗り、アイリスを拾う。そしてサソリの中を突っ切る。


落ちた瓶の方は、植物と混ざり、サソリどもに踏まれた衝撃で爆発する。



ドゴゴーーン



「何やってるんですか、もう少しで巻き込まれてましたよ」


正直ここまでヤバイとは思っていなかった。だがこれで敵はもう七十匹これならやれる。


「さぁ、殲滅と虐殺の始まりだ」


そこからは一方的な戦いだった。近接はユニコーンが圧倒し、遠くの敵は銃と魔法で殺す。


圧倒的に見えた千匹ものサソリの大群は壊滅した。

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